ESGの取り組み
持続可能な社会づくりに向けて
クールロードの整備
東西校地北側の歩道において、桜並木を含む全長約140mの「クールロード」を整備しています。
夏季に涼を得られるクールスポットであると同時に、防災時に活用できる公開空地として設計。水の気化熱を活用して周囲の温度を下げる「ミスト発生器」の設置、12本のソメイヨシノによる木陰を生む「地上部緑化」、さらに3種類のつる性植物が南面の日射を遮り壁面の温度上昇を抑える「壁面緑化」など、環境への配慮が随所に施されています。
また、平常時にはベンチとして、災害時には炊き出し用かまどとして活用できる「かまどベンチ」9基を設置。これらのベンチは防災イベントなどでも活用されているほか、学生による「DAIKEI創発プロジェクト」では、かまどベンチの存在や使い方を広く知ってもらう取り組みも行っています。
卒業証書にサーキュラーコットンペーパーを採用
2023年9月から、本学では卒業証書の用紙にサーキュラーコットンペーパーを採用しています。
この用紙は、衣類などから発生する繊維廃棄物を原料とした再生紙で、廃棄綿50%・木材パルプ50%から構成されています。資源の再活用を促進し、リサイクル率の向上にもつながる素材です。
あわせて、本学では一般社団法人サーキュラーコットンファクトリーと連携し、学生や地域の方々に向けた
公開特別講座を通じて、繊維ごみの問題についての理解を深める取り組みも行っています。また、2023年には大阪初となるアート展
「CCF Art Project」の開催にも協力し、環境意識の醸成を図っています。
ソーシャルボンドへの投資
独立行政法人日本学生支援機構が発行する 「ソーシャルボンド」への投資を行っています。
「ソーシャルボンド」とは、社会的課題の解決に資するプロジェクト(ソーシャルプロジェクト)の資金調達のために発行される債券のことであり、グリーンボンドとともに、ESG投資の対象です。
本学は、本債券を始めとしたグリーンボンド・ソーシャルボンドへの投資を実施することで、今後も社会的責任を果たしてまいります。