大学院経営情報研究科の3つのポリシー

Ⅰ.ディプロマ・ポリシー

学位授与の方針

 経営情報研究科は、情報分野に関する知識と諸技術を駆使し企業、ビジネス、社会における様々な課題を発見・分析・解決することができる人材の育成を目的としています。以下のような高度な専門性と能力、姿勢を身に付け、修了に必要な要件を満たした者に学位(経営情報修士)を授与します。
 
(1)情報技術、企業、ビジネス、社会における幅広い知識と専門領域における深い学識を備えている者。
(2)データにもとづいて、論理的で柔軟な思考・判断ができ、コミュニケーションをとることができる者。
(3)現代社会の諸課題に強い関心を持ち、自らが獲得した知識・技能・思考・態度等を総合的に活用することで、自らが立てた新たな課題を解決することができる者。
 
 学術性の高い研究論文である修士論文に代えて、課題研究レポートによる修士学位の授与も場合によっては可能です。課題研究は主として社会人が行うもので、学生が実務的な特定の課題をとりあげ研究するものです。
 
※修了に必要な要件:
30単位以上(内、研究指導8単位)の単位修得、かつ一定のレベルの研究論文(修士論文または課題研究レポート)の提出が必要。
 
 
 

Ⅱ.カリキュラム・ポリシー

教育課程編成・実施の方針

 経営情報研究科の学位授与の方針に掲げた高度な専門性と能力、姿勢を身に付けることができるように、経営情報研究科は、以下のような教育課程編成・実施の方針をとっています。
 
(1)体系的にカリキュラムを編成し、学生の目指す進路に即したモデルを定め、修得すべき能力を学生に対して示します。
(2)少人数制による、議論を重視する双方向教育を行い、学生が専門知識と分析能力を深め、論理的にコミュニケーションをとることができるようにします。
(3)実務家講師による経験に裏付けられた実践的な科目を配置し、学生の実践力を育みます。
(4)研究指導で指導教員による修士論文作成指導を行い、学生が自ら立てた課題を解決することができるようにします。
 
 学生が身につけた学習成果については、各科目における成績評価のほか、学位論文の審査等によって評価し、その結果を教育の改善に活用します。

Ⅲ.アドミッション・ポリシー

入学者受け入れ方針

 経営情報研究科の教育目標に定める人材を育成するため、経営情報研究科は、次のような意欲と能力を備えた学生を受け入れます。
 
(1)情報技術、企業、ビジネス、社会の諸問題に強い関心を持ち、専門分野において学士課程相当の知識と専門性がある者。
(2)主体性をもって学ぶことができ、指導教員やその他の多様な学生とコミュニケーションをとり協働できる者。
(3)専門性と技術力を備えた職業人として、社会の発展のために積極的に貢献する志をもつ者。
 
 また、このような学生を適正に選抜するために、税理士等の専門職業人を目指す者、企業人、大学既卒者・卒業見込者、外国人留学生等を対象に、多様な選抜方法を実施します。