3つのポリシー

養成する中小企業診断士像

ディプロマ・ポリシー

 当課程では、以下の知識、能力および姿勢を備えた中小企業診断士を養成し、中小企業の伴走支援による企業発展を通じて、大阪を中心とした経済の活性化を目的としています。この目的を踏まえ教育課程を編成し、これを修めたものに対して、修了証書を授与します。
 
 (中小企業経営に関する専門知識)
 中小企業経営に関する学術的・実践的な専門知識を体系的に修得している。
 
 (中小企業の伴走支援ができるコンサルティングスキル)
 全社的かつ現場感覚に根ざした視点で中小企業の経営課題を抽出、構造化し、その本質的・戦略的な解決に対して、経営者・社員の自発的行動を促しつつ伴走支援できるコンサルティングスキルを修得している。
 
 (「つながる力」で価値を共創)
 専門家としての良識をもって中小企業、経営者および中小企業を取り巻く多様な人々と主体的につながり、協調性・先見性を発揮し価値を共創できる。

カリキュラム編成の方針

カリキュラム・ポリシー

「養成する中小企業診断士像(ディプロマ・ポリシー)」に基づき、次の方針に則りカリキュラムを体系的に編成します。
 
 (課題解決力)
 中小企業経営を俯瞰的に捉え、①現状分析→②問題点構造化→③課題抽出→④課題構造化→⑤具体的解決策検討という一連のプロセスを学術的かつ実践的双方の視点から進めることができる。
 
(解決策の展開力)
 その解決策について、現状の組織能力、実行力等の制約条件を考慮するとともに、実現可能性、効果性の高い本質的・戦略的な経営改善計画および具体的な課題解決策に展開できる。
 これらを遂行できるための知識、スキルの修得を目指し、時代のニーズに合う科目を配置します。

入学者受け入れの方針

アドミッション・ポリシー

「養成する中小企業診断士像」に定める人材を養成するため、次のような意欲と能力を備えたものを受け入れます。
 
①中小企業に寄り添う支援
 中小企業を取り巻く諸問題とその解決に強い関心と情熱を持ち、中小企業に寄り添った支援を通じた企業発展ならびに経済の活性化に貢献する者。
 
②論理とチームワークによる価値の創造
 論理的に思考、表現する能力を活かし、互いを認め合いながら、他の受講生や講師と積極的にコミュニケーションをとり、価値を共創する者。
 
③学びの姿勢
 自らを客観視することで、何をどう学ぶべきかを主体的に考え、行動しようとする、すなわち、自ら学びをデザインする者。