12月18日(土)に、経営学部・指定校推薦入試(高大連携)合格者対象事前学習会が開催されました。高等学校教育から大学教育への円滑な接続を実現するためのサポートを目的としたこの学習会は、経営学部では初めての試みで、①自分を知るための心理テスト、②哲学対話の二つの企画が行われました。
「自分を知るための心理テスト」では、高原龍二教授の指導の下、就職活動などで広く用いられているパーソナリティテストを使って、受講生に、自分で自分の性格を客観的に把握することに挑戦してもらいました。これは、自分を客観的に知ることで、大学生活の過ごし方や将来の進路を考えるヒントを得てもらおうというものです。
「哲学対話」とは、特定のテーマについて自由に語り合うことで、自分の考えを深める知的営みです。哲学対話を通して大学での学びに求められる思考力や発想力を身に付けてもらうことを目的としています。稲岡大志准教授、畑一成講師の指導の下、在学生2名がファシリテートを務め、参加者が自由にそして真剣に語り合いました。
参加者からは「心理テストは、今まであいまいだった自分の性格を再認識できるとても良い機会になりました」、「哲学対話では、自分では気づいていなかったことを、他の人の発言から知ることができました。自分の考えを広げるには、意見を交換することが大切だと学ぶことができました」、「高校では経験や体験したことがない企画で、参加してよかったです。他の人と意見交換することで新しい価値観が生まれたのですごく勉強になりました」、「何かについて疑問を持ち、議論することは楽しいと思ったので、大学でもテーマについて話し合うことや議論することを楽しみたいです」といった感想が寄せられました。
経営学部では、今後も引き続き、高等学校から大学への学びが円滑に接続できるようサポートしていきます。