12月17日(土)に、経営学部・指定校推薦入試(高大連携)合格者対象事前学習会が開催されました。この学習会は、高等学校教育から大学教育への円滑な接続を実現するためのサポートを目的としています。
今年度の事前学習会では、まず、スペシャリスト養成コースを担当する岡田華奈講師より、入学後のカリキュラムや卒業後の進路も見据えた大学4年間の学修の道筋が示されました。その後、「一足先に、大学生活を知ろう!」(辻晶子講師)と「哲学対話で思考力を養おう!」(稲岡大志准教授)の二つのワークショップが行われました。
「一足先に、大学生活を知ろう!」では、高校での授業と大学での授業の違いが説明され、大学での学修に適応するために、3~4人の班に分かれたグループワークを通じて、全員が参加意識を持ち、意見を述べることの重要性を学びました。異なる高校から参加した生徒どうしで、初対面でしたが、皆協力しあって同じ課題に取り組んでいました。
「哲学対話で思考力を養おう!」では、特定のテーマについて自由に語り合って自分の考えを深める知的営みである「哲学対話」を体験することで、参加者たちが大学での学びに求められる思考力や発想力を身に付けるきっかけをつくることができました。
参加者からは「自分と違う意見がでておもしろかった」、「自分の言葉を人に伝えることが難しかった」などの感想が寄せられ、自分と異なる意見に触れることや自分の考えを他者に伝えることといった、大学での学修で欠かせない思考や議論の重要性に気づいたようでした。また入学前に交流する機会にもなり、4月からの大学生活のスタートが楽しみな様子でした。
経営学部では、今後も引き続き、高等学校から大学への学びが円滑に接続できるようサポートしていきます。