授業の冒頭、九鬼先生から「学生のみなさんには、普段の学生生活からプラスアルファのチャレンジをしてほしい。今日の講師のお話を聞いて、新しいチャレンジについて考えてみましょう。」と授業の趣旨について説明があり、講義が始まりました。
朝原客員教授からは「海外への挑戦と成長」と題して、陸上競技をはじめたきっかけ、日本新記録を出してからのドイツ留学、ケガから世界の舞台への復帰、そしてアメリカ留学という海外でチャレンジしながら、どのように実績を積んだのか自身の経験を振り返りながら、環境を変えることの大切さについてお話しいただきました。
竹澤陸上競技部ヘッドコーチからは「私の現役生活における競技的発達過程~オリンピックに向けた長期的取り組み~」と題して、陸上競技との出会い、高校時代、大学時代の箱根駅伝やオリンピック日本代表になった自身の競技人生の話に続いて、目の前のことに集中するだけではなく、将来を見通しながら計画的に準備すること、自分自身で決断すること、チャレンジには覚悟が必要であることなどをお話しいただきました。