この実習のねらいについて、城教授は「学生1人ひとりがネットメディアの記事を書くという記者と同じ体験をすることで、彼らが将来プロとして働く心構えと、そのために4年間で自分にどんな技量が必要なのかを考えてほしいと思っています」と話します。
講義では、1年生ながら、文章の添削や取材の問題点を指摘するなど、かなり厳しく指導したとのこと。「特にネットメディアの仕事は不特定多数の読者にサービスを提供する仕事です。学生たちは記事を社会に向けて公開することの「面白さ」とともに「責任」も感じたでしょう。失敗しても、それはそれでよい勉強になったと思います」と講座を振り返りました。