民法入門

基本情報

科目名カナミンポウニュウモン所属学部
科目名民法入門時間割コード35031
英語科目名Introduction to Civil Law開講春学期
担当教員カナホリタケ マナブ曜日・時限水5
担当教員堀竹学単位2.0

詳細情報

講義内容民法は私法の基本法であるので、全体像を理解すべく、細かい規定・論点には深入りせず、民法の体系を意識しながら講義する。具体的な講義内容は、民法総則、物権、債権の主要分野を取り上げる。また、民法総則、物権、債権、親族、相続等他の分野との関連についても理解を図る。
講義方法 講義の進め方は、使用テキストに沿って進める(予習・復習にも活用してもらいたい)。説明は、まず制度の概要について、具体例を交えて図示し、基本事項・全体像を把握してもらう。それを踏まえ、重要な論点について、論理的に理解できるように解説する。
学習上の注意点【準備学習について】 
民法は、各制度が相互に関連しているので、復習をすることが次回の予習につながります。ノートを参考文献で補って、(予習・)復習してください。 


【到達目標について】 
民法の基本的な考え方を理解し、基礎知識を習得する。日常生活や取引活動における様々な民法上の問題について、解決できる法的思考力を養成する。
【受講に際して】 
六法はこまめに引いてください。 
民法は初めて耳にする用語ばかりで、かつ論理的に理解しなければならず、難しいと感じるかもしれません。しかし、じっくり理解するように努めれば、全体が見えてくるようになります。諦めず頑張りましょう。
評価方法学期末試験の結果で評価する。
テキスト六法 
近江幸治『民法講義0 ゼロからの民法入門』(成文堂、2012)
参考文献河上正二『民法学入門』(日本評論社、第2版、2009) 
川井健『民法入門』(有斐閣、第7版、2012) 
河上正二『民法総則講義』(日本評論社、2007) 
平野裕之『民法総則』(日本評論社、第3版、2011) 
加藤雅信『新民法大系Ⅰ 民法総則』(有斐閣、第2版、2005) 
加藤雅信『新民法大系Ⅴ 事務管理・不当利得・不法行為』(有斐閣、第2版、2005) 
松尾弘=松井和彦=古積健三郎=原田昌和『ハイブリッド民法3 債権総論』(法律文化社、2006) 
滝沢昌彦=武川幸嗣=花本広志=執行秀行=岡林伸幸『ハイブリッド民法4 債権各論』(法律文化社、2007) 
ほか、講義中に適宜紹介する。
学生への要望 六法は常に携帯し、こまめに引きましょう。 
民法は初めて耳にする用語ばかりで、かつ論理的に理解しなければならず、難しいと感じるかもしれません。しかし、じっくり理解するように努めれば、全体が見えてくるようになります。諦めず頑張りましょう。
オフィスアワー木曜日5限、その他研究室在室中はいつでも可能
年間(学期)計画(1) 民法の概観、民法の原則 
(2) 意思表示 
(3) 代理行為 
(4) 時効 
(5) 物権の概観、物権変動 
(6) 占有権 
(7) 担保物権概要 
(8) 抵当権 
(9) 債権の概観、債権の種類、債務不履行 
(10)債権の保全 
(11)債権譲渡 
(12)契約の成立、危険負担 
(13)契約の解除、担保責任 
(14)不法行為 
(15)まとめ
ホームページ
備考1
備考2

担当教員一覧

教員所属
堀竹学学部