受賞者の声:児玉 凜香さん(3年生)
学童保育のアルバイトをしているので、もともと子どもを取り巻く問題に興味があって、今回のテーマを設定しました。まだ社会にない新しいアイデアを考えるのに時間がかかりましたが、ゼミで1つの事柄をいろいろな視点から見る訓練をしていたおかげで、アイデアを膨らませることができました。まさか入選するとは思わず、今でも喜びより驚きの方が大きいです。
指導教員の声:四條 北斗先生
本論文は、コロナ禍における生活様式の変化が児童虐待に及ぼす問題について、具体的な事実に基づいて指摘し、その問題に対する具体的な解決策を簡明に提示するものです。提示された解決策は、従来の児童虐待への対策論と比べて、保護者にとって「より干渉的でなく、利用し易い」アプローチで、児玉さんの問題意識に沿う温かい支援策でした。よく考えられた優れた論文であると思います。