【2022年度】古賀敬作ゼミ「東淀川魅力発見プロジェクト」参加報告

【2022年度】古賀敬作ゼミ「東淀川魅力発見プロジェクト」参加報告

東淀川魅力発見プロジェクト

「東淀川魅力発見プロジェクト」とは、東淀川区のことが好きな地域住民が主体となって、「東淀川区の魅力を発掘し、発信」するという目的で集まったグループです。東淀川が事務局となり、プロジェクトの窓口や会場の提供を行っています。このプロジェクトは2017年に発足し、まち歩きガイドツアーを中心として、東淀川区の有形・無形の歴史・文化やものづくり現場など、近すぎて見逃しがちな「魅力」を、様々な形で発信しています。冊子制作や映像配信、オンラインマッピングなども2022年度の企画案として挙がっています。

プロジェクト×古賀敬作ゼミ

ゼミナールでは、当プロジェクトの会議から参加させていただいており、貴重な世代間交流の場ともなっています。会議終了後、参加学生は、プロジェクトのメンバーの方々に東淀川区の食文化の魅力などについてインタビューしたり、プロジェクトメンバーの方から、昭和28年9月の台風で本学へ牛が避難したというお話しをお聴きしたり、また、その資料(川端直正編集『大阪市農業誌』714頁(大阪市農業団体協議会、1960年))をみせていただき驚いていました。

水道記念館を起点に柴島エリア周辺のまち歩き

2022年6月19日(日)には、晴天の中、「水道記念館を起点に柴島エリア周辺のまち歩き」がおこなわれました。参加学生はプロジェクトのメンバーの方々から地域の歴史や産業とその魅力などのお話しを聴きながら、歴史を体験し、学んでいました。ゼミナールでは、歴史ある興味深い東淀川区の魅力発信について、若者世代(Z世代)の捉え方や魅力のデザインの仕方、また、発信効果の面での関係人口・活動人口創出との関係などを、プロジェクト参加の地域の方々や東淀川区役所地域課地域グループの方々からご指導いただき、学び、調査しています。