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【2020年度】杉本・稲岡ゼミ「志プロジェクト2020」オンライン成果報告会

コロナ禍の状況下だからこそ、さらなる深堀りを

富士ゼロックス株式会社が主幹となり全国各地の大学と地元企業を結びつけ地域人材の育成を目指す「志プロジェクト」。大阪地区は富士ゼロックス株式会社と株式会社アピックスが担当し3回目の参加となる本学から、経営学部の杉本ゼミ生24名(4年生6名/3年生18名)と稲岡ゼミ生11名(3年生11名)が挑戦。10月22日(木)にオンライン成果報告会に臨みました。
「志プロジェクト」では学生が地元企業への取材で魅力を探り、会社案内を作成。この過程を通じ、大学と地元企業の相互理解を深め、地元での就職の促進や地域人材の育成を目指します。2019年10月にスタートし取材活動を経て、2020年3月に成果報告会で作成した会社案内を発表する予定が新型コロナウイルス感染症の影響で中断を余儀なくされました。全国各地で進行していた他大学のプロジェクトが次々と中止や延期を決定する中、学生からオンライン開催の提案があり、参加企業、教員、事務局の再開への熱意も後押ししてプロジェクト継続が決定。さらに「コロナ禍における企業活動」という新たな課題を設定し、学生は各企業へオンラインインタビューを行い、その結果を報告集にまとめました。

学生ならではの視点で作成された会社案内に高評価

10月22日(木)に「志プロジェクト2020」オンライン成果報告会を実施。当日は経営学部の杉本俊介准教授と稲岡大志講師の基調講演後、各グループに分かれ、ゼミ生は完成した企業案内を担当企業に報告しました。またコロナ禍でのワークスタイルについての意見交換や担当以外の企業とも話す機会が設けられました。その後、各参加企業の総評、志プロジェクト事務局の閉会の挨拶で終了。参加企業からは「会社側から見えない客観的な見地を得ることができた」(千房ホールディングス)「大学の後輩と交流ができてよかった。また学生ならではの着眼点や意見が新鮮」(日本鏡板工業)「自社が学生の視点からどう見えているのかについて理解が進んだ」(ブレーンセンター)「作成してもらった会社案内にパートナーシップの精神が感じられた」(モトヤ)など学生ならではの視点を活かした会社案内に好意的な感想が寄せられました。

地元企業の魅力に触れ、就職観に広がりを見せる

参加学生からは「会社案内の制作を通じて、会社の成り立ちや様々な仕事や仕組みに触れることができた」「経営者インタビューで様々な意見を吸収でき、今後の就職活動に大変役立つと感じた」「家族感のある雰囲気に触れ、中小企業に対するイメージが180度変わった」といった就職観の広がりを感じる声が聞かれました。志プロジェクト大阪事務局を務める株式会社アピックス代表取締役社長河村武敏氏は「本プロジェクトは企業の立ち位置を確認し、社会的責任を果たせる大変意味のある活動と感じている。今年度の経験を活かして来年度はニューノーマル時代の志プロジェクトにつなげたい」と話しました。

過去には、本学の学生が「志プロジェクト」に参加したことがきっかけとなり、参加企業に就職するなど、地域人材の育成という目的を達成しています。また今回はいつ中止になってもおかしくない状況の中で、ピンチをチャンスに変え、新たな領域に踏み込んだ報告会につなげられたことは参加学生にとって、大きな学びとなりました。

参加企業一覧(会社名50音順)

株式会社アピックス
業務内容:法人企業向けドキュメント領域におけるBPOサービス

千房ホールディングス株式会社

業務内容:お好み焼きを中心とした外食チェーン店経営

日本鏡板工業株式会社
業務内容:容器に用いるプレス及びスピニング加工による成形品の製造
     圧力容器及び溶接構造品の設計及び製造

株式会社日本電気化学工業所
業務内容:アルミニウム各種表面処理加工

株式会社ブレーンセンター
業務内容:ディスプレイ・空間デザイン・イベント/新聞・出版・印刷/専門コンサルタント

株式会社モトヤ
業務内容:総合印刷機材商社