【2017年度】「合同ゼミ発表会」開催

2017年度 「経済学部合同ゼミ研究発表会」で二本杉剛ゼミが優勝

10ゼミ・35チームが参加 優勝は二本杉ゼミの「Two Cedars」

 2017年度 経済学部合同ゼミが7月15日(土)、午前10時30分から、D館31〜33、41〜43教室で開催されました。今年度は林明信ゼミ、藤井大輔ゼミ、二本杉(剛)ゼミ、宮川敏治ゼミ、藤原忠毅ゼミ、服部圭介ゼミ、善如悠介ゼミ、橋本和彦ゼミ、漆さきゼミ、渡邉正英ゼミ(順不同)の10ゼミ・35チームが参加。開会式では、プレゼンや質疑応答に関するルールや、優勝・準優勝チームに対する賞金額などが伝えられた後、審査員を務めるゼミ教員が「優しく厳しく審査します」「悔いのないように頑張ってください」などと挨拶。午前11時から、6ブロックに分かれて予選がスタートしました。

 D31教室では、漆ゼミの「さきちゃんず」が「教育バウチャーについて考える」のテーマで、貧困の連鎖を解消する就学支援について考察。藤原ゼミの「二足の草鞋」は「中小企業の認知度向上と人材確保の実現」のテーマで、学生への強いアピールによる人材確保の方策を模索。林ゼミの「Chiwan」は「東京→関東オリンピック」のテーマで、経済効果を試算したうえで他県に分散したオリンピックの提案を行いました。善如ゼミの「ボスの左腕」は「行動経済学における交渉術」のテーマで、交渉における説得技法の比較実験を行い一定の結論を導き出しました。二本杉ゼミの「みてくらーず」は「人の購買について」のテーマで、価格と価値が購買に及ぼす影響について報告。服部ゼミの「チーム美女と野郎」は「テストまであと三日。テストまであと72時間。どっちがあせる」のテーマで、言い方(フレーム)を変えると考えが変化するか否かを実験により検証。各プレゼン後の質疑応答では、審査員から、発表の内容や流れ、知っておくべき学説などについてアドバイスがあり、また講評では「テーマは面白かったが実験に工夫が必要」「最初の問題意識から乖離し伝えたいことが伝え切れていない」などの厳しい意見も述べられました。

 予選を終えて決勝に進出したのは、善如ゼミ「ボスの左腕」、宮川ゼミ「SWAB」、二本杉ゼミ「Two Cedars」、服部ゼミ「ながそで」、藤原ゼミ「TREE」、善如ゼミ「とにかく明るい悠介」の6チーム。宮川ゼミ「SWAB」は「なんでみんなスーツやねん」のテーマで、就活で大学生が同じような服装をする理由を考察。二本杉ゼミ「Two Cedars」は「おひとりさまってどんな人」のテーマで、社会におけるおひとりさま像をアンケート調査で分析。服部ゼミ「ながそで」は「ブスと美人の整形。ばれるとヤバいのどっち」のテーマで、美容整形に対するイメージや許容度について調査。善如ゼミ「とにかく明るい悠介」は「その書き込みちょっと待った。誹謗中傷を減らすことはできるのか」のテーマで、ネットいじめを撲滅する方策などを考案しました。

 審査の結果、優勝したのは二本杉ゼミの「Two Cedars」で、準優勝は善如ゼミの「ボスの左腕」と「とにかく明るい悠介」。それぞれのチームにはトロフィーや賞金などが手渡され、チーム代表が受賞の感想として、今年度ZEMI-1グランプリに向けた強い決意を語りました。