【2021年度】岡島ゼミ ISFJ政策フォーラムで分科会賞 受賞

ISFJ政策フォーラムで分科会賞 受賞

2021年12月11日(土)、12日(日)に実施されたISFJ※政策フォーラムに岡島ゼミ2チームが参加。このフォーラムは、様々な専門家のアドバイスを受けながら研究を重ね、学術性の高い論文を発表して優劣を競うもので、今回は20大学26分科会98チームが発表しました。このなかで、岡島ゼミの研究「男女間賃金格差における差別要因分析~女性活躍の推進を目指して~」が分科会賞を受賞しました。
 
受賞した「男女間賃金格差における差別要因分析~女性活躍の推進を目指して~」は、男女のフルタイム労働者間でも賃金格差が生じている現状のなかでどういった差別が存在しているのか、市場テストを用いて分析。その結果、採用段階と昇進の場で差別が生じていることを示し、それらの差別をなくす策として、任意の納付金と助成金の設定や女性の継続就業のための制度についての政策提言を行いました。
 
※ISFJ(日本政策学生会議)は学生の政策立案の支援及びその提言活動を通じて社会の諸問題について考察することを目的とする非営利の学生団体。若者の視点から日本の未来を考え、柔軟で利害を超えた実効性の高い政策を発信することで、より良い日本の姿を探ることを理念に活動を行っている。
 

受賞チーム

加藤駿弥さん
自分の論理的思考力の弱さを痛感し、常にメンバーの発想に助けられました。グループで受賞することができ嬉しく思いますが、この勲章はメンバーあってこその賜物でしかありません。今回気づいた自分自身の弱さを克服し、新たな挑戦をしていきたいと思います。
 
木村一斗さん
レベルの高い大学が出場している中で、受賞できたことは自分の大学生活の中で1番の経験と自信になりました。岡島先生、大会出場にあたって指導頂いた先生方、先輩方には感謝しかありません。
 
浅井萌さん
論文やスライドの作成で継続力や行動力、向上心など様々な力を身につけることができました。納得がいくまで何度も班のメンバーと話し合い、最後まで諦めずに班のメンバーと研究できたことは自分自身にとって大きな財産となりました。
 
伊藤朋香さん
本番までの時間は、これ以上ないほど大変で楽しい時間でした。時間を忘れるほど熱中できることに出会えてとても幸せです。この場をお借りして、お力添えいただいた方々に心より感謝を申し上げます。
 

参加チーム

成井快登さん
全国の有名大学が参加するレベルの高い学生論文大会「ISFJ」に出場したことは、自分としても非常に良い経験となりました。ご指導くださった岡島成治准教授をはじめとする大阪経済大学の先生方や他大学の先生方に心より感謝申し上げます。
 
チェスンヒさん
以前から興味を持っていたテーマであった為、楽しく研究を行うことができました。大会で受賞することはできませんでしたが、この悔しい思いを忘れず、次の大会では優勝したいと思います。
 
飯尾龍一さん
論文を作成するにあたって、専門性の高い論文や外国語で書かれた論文の調査など、情報収集や引用に苦労しました。発表会では他大学の論文発表を聞いて、論文作成の異なる視点に気づき、より理解を深めることができました。
 
池岡卓朗さん
論文を完成形まで持っていくことに苦労しました。ですが、最後まで諦めずにやり遂げられたことは自分自身の成長を感じられ、またグループとして一つの論文を作り上げ、発表することができたことを非常に誇りに思います。
 

受賞論文

最優秀政策提言賞

  最優秀賞
 大阪大学 赤井伸郎研究会 三林班
「民間事業者の視点を汲んだ PFI の実施推進」  優秀政策提言賞
    南山大学 鶴見哲也研究会 渡邉班
「納品期限切れ加工食品販売構造構築による食品ロス削減」
 
 優秀賞
    熊本県立大学 本田圭市郎研究会 古賀班
「教員が望む教育現場の実現 労働環境に潜む負のループの要因分析」 他
 
 分科会賞
    大阪経済大学 岡島成治研究会 加藤班
「男女間賃金格差における差別要因分析~女性活躍の推進を目指して~」 他