【2021年度】半田ゼミ「創立90周年祝賀イベント」発表会

節目を祝う学生のアイデア

 2021年7月30日(金)J館2階会議室で、半田ゼミ3年生16名による「大阪経済大学創立90周年記念祝賀イベント」の発表会が行われました。2022年9月30日に90周年を迎える本学。複数部署の職員を招待し、節目を祝う催しを3チームに分かれてプレゼンしました。
 
 半田ゼミはスポーツビジネス・マーケティングを中心に研究活動を行っています。今回の発表では「大阪経済大学のスポーツクラブ活動の90周年に向けたマーケティングプランの策定」の発展形で「DKD90_大経大をひとつに」をテーマに周年祝賀イベントの企画提案を行いました。各チーム10分間のプレゼンの中で本学のビジョンを読み取り、イベント内容、予算、開催時までの行動計画などについて発表しました。

Aチーム

「“ALL FOR OUE ”~学年を超えた一体感~」
学生のみならず、教員・大学関係者、地域住民などの間に、新たなつながりや一体感を生み出すことを目指し、事前イベントと創立記念日当日のイベントの2本立てを提案しました。事前イベントでは、「記念Tシャツ制作」とTシャツを使った「宝探しクイズゲーム」を企画。創立記念日当日にはカウントダウンセレモニーやチアリーダー部・軽音学部などの「ライブステージ」、屋台10店舗がフードを競う「D-1グランプリ」を提案しました。

Bチーム

「つながり~心に残る1日~」
在学生総勢7,000人の大経生に贈る”心に残る1日”をコンセプトに摂津グラウンドを会場とした「DKD90th ANNIVERSARY FES」を企画。東淀川区ゆかりのお笑い芸人や関西出身のアーティストによるライブ、総額90万円の景品が当たるビンゴ大会や“つながる力”を掲げる本学に合わせて「3000人の手つなぎ」ギネス記録に挑戦など、壮大なイベントを提案しました。

Cチーム

「つながれ大経大!~学生時代最高の1日~」
本学のビジョン達成を意識して、告知イベント・前夜祭・本祭の3本立てのアイデアを提案しました。告知イベントではカウントダウンパネルの設置やQRクイズを、前夜祭では学内にテントを立て、グランピングを楽しんでもらうアイデアやステージイベント、学部学年ごとに交流を深めてもらえるよう手持ち花火大会を企画。本祭では90周年フードやD館全ての教室を使った脱出ゲーム、参加者1000人がパネルで「はてにゃん。」を作成するギネス記録に挑戦する内容を提案しました。

 各チームのプレゼン終了後には、職員から「一体感が得られたという結果はどうやって測るのか」「ライブステージを屋外で行うときに、どこまでの音量を想定しているのか」「7000人規模であれば交通整理はどうするのか」「在学生に告知するのに、SNSを利用するのはなぜか」など問われ、学生たちは今回の提案内容の課題を新たに発見した様子でした。
 
 半田裕教授は「『つながる』が彼らのテーマなのかなと思います。コロナ禍での彼らのつながりは一層デジタルに強く依存しています。ゆえに人と直接つながるアナログ感を求めているのだと企画を通じて感じました。今回の提案が何らかの形で実現することになれば、この『つながる』というキーワードが大きなムーブメントとなり、大阪経済大学全体を90周年に向けて更に盛り上げてくれると確信しています」と述べまし た。

学生コメント

Aチーム 雛本 大輝さん (写真 右)
記念事業ということで、カウントダウンやセレモニーは必要だと考えました。ですが、職員の方から質問があった通り、近隣への騒音や交通整理といったところまで考えが及びませんでした。ゼミ内での発表とは違い、鋭い質問に新たな課題の発見と視点を得ることができました。
 
Bチーム 弘山 優也さん (写真 中央)
自分自身が楽しめるか、本当に行きたいかを基準にこの企画を考えました。在学生限定の企画だったため、周辺の環境まで考えが及ばず課題は残りましたが、発表までの2週間、テスト期間中の限られた時間の中でメンバー全員で話し合い、プレゼンの資料作りに取り組むことができてよかったです。
 
Cチーム 柿田 優希さん (写真 左)
「つながり」というテーマの中で、イベント時だけでなく、その後も学生たちが交流できるようなきっかけ作りや憩いの場を考えました。どの案も実現してほしい私たちの願望でもあります。毎日集まり、資料の色味や配置にこだわり、何度もプレゼン練習したおかげで堂々とした発表ができて、安堵しています。