【2018年度】髙井逸史ゼミ「元気づくり体操講座」

高井逸史ゼミの3年生が 地域の高齢者に体操指導

高井逸史ゼミ(人間科学部)主催の「元気づくり体操講座」が、6月20日(水)午前10時30分〜正午まで、医療・看護・介護と地域をつなぐ施設「よどまちステーション/よどきり医療と介護のまちづくり株式会社/大阪市東淀川区」」で行われ、雨天のなか、14名の高齢者が参加。高井教授による座学のあと、ゼミ生の長谷川幹さん、北川友彬さん、松井さとしさん、山本拓巳さんらが、健康長寿のための体操を指導しました。
 今回のテーマは「腰(腰椎)」で、目標は腰痛予防。まず高井教授が、腰椎の位置や、どのような体の動きが腰痛を引き起こすのかなどを説明。続いてゼミ生たちが、テニスボールを使った「腰のマッサージ」、腹筋を鍛えるための「軽い筋トレ」、「腰出しストレッチ」などを、自らお手本を示しながら、わかりやすく指導。参加した高齢者は、孫のような年齢のゼミ生たちの懸命な姿に目を細めながら、体操を楽しんでいました。
 ゼミ生による体操指導のあとは、再び高井教授が登場。骨粗鬆症を予防する「かかと上げ体操」や「椅子を使ったジャンプ」などを行い、会場はさらに賑やかに。高井教授は「体操やストレッチを行うときには、対象となる筋肉を意識し、手で触るなどして確認すると効果的」とアドバイス。また運動に加えて、座っている時間を短くすることの重要性などにも触れました。
 講座終了後、ゼミ生の山本さんは「体操指導をすることで、人とのコミュニケーションの取り方が勉強になります」。松井さんは「卒業後はスポーツ分野で活躍し、地域の活性化に貢献したい」と語り、この講座での体験を、将来の夢に結びつけようとしているようでした。