人間科学部 スポーツ健康コース 卒業論文成果発表会を開催

4年間の集大成であり、夢への第一歩

スポーツ健康コース初の3領域全てが集まる発表会

202021() 本学フレアホールにおいて人間科学部スポーツ健康コース「2019年度卒業論文成果発表会」を開催しました。今回、スポーツ健康コース初の試みとして「コーチング」「ヘルスデザイン」「スポーツビジネス」の3領域全てが集まって、発表会を行いました。


この取り組みの狙いとしては、
1.スポーツ健康コースの一体感の醸成。
2.公開で行うことにより、学生に緊張感を持って発表をしてもらう。
3.他領域の取り組みを見聞きすることで、スポーツ科学全体の視野を広げる。
3つが上げられます。

視野を広げ、新たな研究課題を見つける場に

当日は開会式が行われた後、4つの会場で64もの研究が発表されました。4年間の学びの集大成であり、発表者みなさんの1年間(ゼミによっては2年間)の研究成果は、どれも興味深く、発表会は大いに盛り上がりました。先生方からは「緊張感をもって発表することができ、学生の成長する姿を見ることができた。来年は3年生も全員参加とし、運営の中心となってもらいたい」といった声が聞かれました。発表会を聴講した3年生は「大変刺激を受け、次年度に自らが取り組みたいと考えている研究への意欲が高まった」と話し、4年生から3年生へスポーツ健康コースの学びの伝統が受け継がれ、新たな研究が生まれる場にもなりました。

先生の講評コメント

今回の卒論発表は、学生にとって宝物になると思います。ひとつは、4年間の学習の成果の証しとして。もうひとつは、卒業後、スポーツの現場で働きたいとキャリアアップを考えたとき、この発表資料がみなさんの名刺代わりとなるでしょう。さらに社会にでてからも、その経験を加え、バージョンアップを続けてください。それが、夢への道を切り開くことになると思います。

研究発表テーマ(各ゼミから1つずつ抜粋)

コーチング領域
「バスケットボールNBAにおけるポジション別の得点率が勝敗に及ぼす影響」(明石ゼミ)
「ラクロスのポジション別における投動作及び遠投距離の違い」(若吉ゼミ)

ヘルスデザイン領域
「女子大学生を対象にした各飲料の摂取がパン食後血糖値に及ぼす影響」(江藤ゼミ)
「スポーツ選手の反応の特徴について -野球選手と柔道選手の比較-」(楠本ゼミ)
「地域在住高齢者を対象にサルコペニアと肥満の発生について」(高井ゼミ)
「テニスのネットの高さによるプレースタイルの男女差」(八尾ゼミ)

スポーツビジネス領域
「ラグビーワールドカップにおけるインバウンド戦略」(相原ゼミ)
Jリーグ各クラブのマスコットキャラクター戦略に関する研究」(田島ゼミ)
「観客動員数と順位の関係について、プロ野球とJリーグの比較論」(半田ゼミ)