【2017年度】草薙信照ゼミ「平成29年度G-Censusプレゼンテーション資料作成コンテスト」

平成29年度G-Censusプレゼンテーション資料作成コンテストで奨励賞

「GIS」を用いたプレゼン資料作成コンテストで2チームが奨励賞を受賞

平成30年2⽉、統計GISソフトを⽤いた地域経済分析などに取り組んできた草薙信照ゼミの4チーム(当時、情報社会学部3年)20名が、「平成29年度G-Censusプレゼンテーション資料作成コンテスト/公益財団法人 統計情報研究開発センター主催」に応募し、2チームが奨励賞を受賞しました。

 奨励賞を受賞した2チームのテーマは、「犬猫の殺処分を減らそう!」、「食生活と死因から見る平均寿命の格差と対策」。いずれも、身近な社会問題に着目して、膨大な関連データを収集し、データマップを駆使し、視覚的に分析して結論を導き出しました。
 指導教員の草薙教授は「外部のコンテストに応募することをきっかけとして、チームとしての意識や結束が深まりました。数ヶ月に及ぶ作業は苦しかったと思いますが、その分だけ成長してくれたことは間違いありません。」と学生たちをねぎらい激励していました。

■Bチーム「犬猫の殺処分を減らそう!」
情報社会学部4年 中 洸介
 私たち草薙信照教授のゼミナールに所属する生徒は、3年後期になると「データマップ」を駆使してG-Censusコンテストという大会に応募します。
テーマは自分たちで決めるので難しかったのですが、私たちの身近なペットに着目して「犬猫の殺処分を減らそう!」というテーマに決まりました。
 最初は必要なデータを簡単に見つけることができたので上手く進むと思っていたのですが、途中の考察の部分で思うような結果が出せず、考察にかなり時間がかかりました。正直、この内容で奨励賞を受賞することができるとは全く考えていなかったのですが、メンバー全員で頑張って絞り出したテーマと作成したデータマップの見やすさ、パワーポイントのデザインといったところで評価して頂いたのだと思っています。
 このグループワークでの経験は、大学卒業後に社会人として非常に役立つものであると考えていて、このような機会を与えてくださった草薙教授に感謝します。

■Dチーム「食生活と死因から見る平均寿命の格差と対策」
情報社会学部4年 岩村 隆誠
 私たちは草薙信照教授の「データマップ」をテーマとするゼミナールに所属し、4つのチームにわかれて、チームごとにテーマを決め、ArcGISというソフトウェアを用いて、日々研究に励んでいます。その中で、3年の後期では、G-Censusプレゼンテーション資料作成コンテストという大会に応募し、入賞することを目標に研究に励みました。
 私たちのチームは、テーマを決めるのに時間をかけてしまい、他の班よりも数歩遅れた状態で研究のスタートとなりましたが、「食生活と死因から見る平均寿命と格差と対策」というテーマに決定しました。研究が遅れていることや、メンバーの集まりが悪いことも多々ありました。しかし、研究を進めるためにも、ゼミの時間以外の時間を活用して集まったり、役割分担して持ち帰って作業を進めたりして研究に多くの時間をささげてきました。
 テーマが難しく、みんな考えていることがばらばらだったものを統一させ、考察することにとても苦労していたのを覚えています。みんな最後まであきらめずに必死に研究に取り組んでいたので、奨励賞を受賞することができました。
 研究では、寿命にはさまざまな要因が重なっており、適切な対策をとることで地域格差をなくすことは可能であると提言しました。チームワークとコミュニケーションの大切さを学び、この経験は「できる社会人」になるため非常に大切であったと感じました。


※写真はゼミ合宿で訪れた太宰府天満宮「飛梅」前
上がBチーム(中君は右端)、下がDチーム(岩村君は左端)