【2019年度】米川ゼミ生がパーソナルコンピュータ利用技術学会全国大会で最優秀研究発表賞受賞

地道な努力が実を結び、快挙を達成!

SNS社会に対応する技術を研究

2019年12月7日(土)に東海大学高輪キャンパスで開催された第14回パーソナルコンピュータ利用技術学会全国大会で、米川ゼミの藤本裕哉さん(4年生)が最優秀研究発表賞を受賞しました。この大会には企業所属の研究者や大学院生も参加する中、学部生である藤本さんの発表が見事、最優秀賞研究発表賞に選ばれました。テーマは「プライバシーに配慮したナンバープレート領域自動検出方法の提案」。これはインスタなどSNSに写真を公開する人が増える中、その写真内で個人を特定しやすい車のナンバープレートをAIで自動に検出し、モザイクをかけるというものです。このことにより、プライバシーに関する問題に配慮した画像修正を簡易に行え、スピーディーなコンテンツの公開が期待できます。

学生の声

藤本 裕哉さん
「これは便利だな」という思い付きから始めた研究が、このような賞を受賞することができ大変驚いています。研究中は何度も匙を投げたくなる場面がありましたが、その苦労も無駄ではなかったと実感でき嬉しいです。

指導教員のコメント

米川 雅士 先生
この研究の難しいところは、画像の中に複数枚のナンバープレートが映っていたり、数字が記述された看板が多く映り込んでいる点です。今回の受賞は藤本君が何回もアルゴリズムを再構築し、様々な画像で地道に研究を進めた成果です。通常、学生ならば新人奨励賞を受賞するのですが、異例ではありますが最優秀研究発表賞を受賞しました。この経験を生かして社会人でも頑張ってくれることを期待しています。本当におめでとう。