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第18回ビブリオバトル開催

2020年08月07日(金)

人を通じて本を知る 本を通じて人を知る

2020年7月31日(金)に第18回ビブリオバトルを開催しました。ビブリオバトルとは、一人当たり5分間の持ち時間で、発表者(バトラー)はおすすめの本を口頭で紹介。観客(視聴者)は読みたくなった本に投票して、チャンプ本を決める競技。「人を通じて本を知る。本を通じて人を知る」をキャッチコピーに全国の公共図書館や大学で開催されています。また競技としての魅力は本を紹介するプレゼン技術や話術のうまさだけでは勝利することができない点。紹介した本を視聴者(観客)が読みたくなるかどうかで、勝敗が決します。今回はコロナウイルス感染症対策のため、初のオンライン開催となりました。

バトルを制したのは初出場の1年生

約30人の視聴者が見守る中、図書館長である野村国彦先生(情報社会学部)による開会の挨拶に続いて、司会役の図書館学生サポーター赤井杏圭さん(経済学部2年生)からルール説明があった後、いよいよビブリオバトルがスタート。トップバッターの津川玲音さん(経済学部4年生)は『そして生活はつづく』星野源著を紹介。その後、質疑応答の時間に移り、次々投稿される視聴者からの質問に答えました。以降6人のバトラーが発表しました。今回は初出場の1年生の参加者が堂々とした発表を行い、秋以降のビブリオバトルのさらなる盛り上がりに期待が膨らむハイレベルな戦いとなりました。7人全員の発表が終わり、観客による投票タイム。その結果『70年分の夏を君に捧ぐ』 / 櫻井千姫著を紹介した1年生の中谷省太さんが見事、第18回ビブリオバトルを制しました。

学生の声

優勝 中谷省太さん(経済学部1年生)
まさか自分の本がチャンプ本に選ばれるとは思わなかったので、本当に驚きました。今回は、説明の冒頭部分に、テーマに関する具体的なデータを数字で上げることで、説得力を増すように構成を考えました。本学には様々なイベントがあるので今後も積極的に挑戦したいです。
バトラー 吉川明伽さん(経営学部4年生)
前回に比べて落ち着いて発表できました。初めて挑戦したときは、すごく悩んだのですが、自分自身が成長している実感も大きく、参加して本当に良かったです。卒業前にもう一度参加し、新しいジャンルの本でチャレンジしたいです。
学生スタッフ 赤井杏圭さん(経済学部2年生)
司会をするのは初めてで緊張しましたが、バトラーのみなさんのハイレベルな紹介で盛り上がり、無事終了できてほっとしています。大学時代にしかできないことに、これからも挑戦したいです。また現在、私たちと一緒に図書館を盛り上げる図書館学生サポーターを募集しています。興味のある方は、ぜひ活動してみませんか?
学生スタッフ 笹倉優太さん(経営学部2年生)
初めてのオンライン開催でトラブルもありましたが、これまでのスタッフとしてかかわってきた経験をいかして、落ち着いて対処できたと思います。バトラーのみなさんが紹介している本を好きだという気持ちがすごく伝わってきて、とてもいい時間を過ごせました。

発表者・紹介本一覧(発表順)

津川玲音さん(経済学部4年生)  紹介本 『そして生活はつづく』/星野源著  
吉村伸一郎さん(経済学部3年生) 紹介本 『欲望の資本主義 ルールが変わる時』
                        /丸山俊一、NHK「欲望の資本主義」制作班著 
吉川明伽さん(経営学部4年生)  紹介本 『花の鎖』/湊かなえ著
太井健月さん(情報社会学部1年生)紹介本 『かがみの孤城』 / 辻村深月著
中谷省太さん(経済学部1年生)  紹介本 『70年分の夏を君に捧ぐ』 / 櫻井千姫著
面代大智さん(情報社会学部1年生)紹介本 『黒猫の小夜曲』 / 知念実希人著
内藤那智さん(経済学部2年生)  紹介本 『インフェルノ』 / ダン・ブラウン著