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「心・体の健康と防災セミナー」開催

2020年09月29日(火)

コロナ禍、災害時におけるセルフケアの重要性

2020年9月23日(水)本学70周年記念館において「心・体の健康と防災セミナー」が開催されました。本学は東淀川区と協力し、東淀川区民の健康増進と区民同士の交流づくりを目的に年間を通じて、様々なテーマを取り上げて実施しています。

 

この日は本学人間科学部教授で心理臨床センター運営委員も務める中川一郎先生がテーマ「災害に備える心と体のケアータッピングタッチとセルフケア」で講演を行いました。コロナ禍だけではなく台風被害等、複合的な災害が起きている現在、心身に様々な影響があると考えられています。そのサポート、セルフケアの重要性が高まる中、誰でも簡単にできるホリスティック(統合的な)ケアの方法の一つ「タッピングタッチ」を紹介。セミナー後半には全員で「腕だけ散歩」「ネコの足踏み」といった「タッピングタッチ」を参加者全員で体験しました。

※タッピングタッチ「ネコの足踏み」の動画はこちらから視聴できます。

 

参加者からは「コロナ禍の中で心身のケアは大変重要と感じています。講演で教えてもらったタッピングタッチに取り組んでみたい」といった声が聞かれました。参加した学生は「ストレスのかかる状況が続いている中で、気持ちをゆったりとさせる重要性を今日の講演で改めて感じました」と話していました。

「心・体の健康と防災セミナー」次回以降の予定につきましては下記ページをご確認ください。
https://www.osaka-ue.ac.jp/life/openlecture/curriculum/health.html
(新型コロナウィルス感染症の影響で中止になる可能性がございます)

講師のコメント

人間科学部教授 中川一郎先生
本学では、久々に入場して実施する市民講座でしたが、一般の方、ゼミ生たちの参加があったことは大変嬉しかったです。今回の講座の内容は自然災害に加えて、コロナによる心の影響と対応の仕方などにも触れたので、興味をもって受講してもらえたようでした。タッピングタッチのセルフケアの体験学習では、とても楽になったとの受講者からの感想もあり、講座の意義を感じることが出来ました。