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[実施報告]経営学部 オンライン海外実務研修

2021年03月25日(木)

海外協定校ハノイ大学(ベトナム)の学生と交流

海外実務研修は2012年からスタートした経営学部のプログラム。
これまで東南アジアの国々にある⽇系企業の⼯場⾒学や現地の⼤学との交流を通じて、学⽣の学びにグローバルや異⽂化の視点を取り⼊れてきました。
海外渡航が困難になった今年度は「学生たちに海外で活躍する⽇本⼈や海外で学ぶ学生と交流する機会を設け、直接さまざまな意見交換をすることで、普段の⼤学での学びに対する意識を⾼めてもらいたい」そんな担当教員の思いからオンライン形式で実施することになりました。
昨年12月に行われた初回の研修では、シンガポールやオーストラリアで活躍する日本人が講師を務めるセミナーに参加しました。

積極的な姿勢で異なる文化を吸収

2021年2月25日(木)に海外協定校のハノイ大学(※)日本語学科の学生10名と本学経営学部の学生6名が交流しました。
研修では、現地ガイドとハノイ大学の学生がホム市場や周辺地域をLiveでリポート。次に本学学生が「ZEMI-1グランプリ」「e-cafe」など、大阪経済大学の様々な魅力を紹介。質疑応答の時間には、ハノイ大学からは「大学のイベントを教えてほしい」「大学寮について」など、本学からは「外国語の勉強方法」「日本語に興味をもったきっかけは?」といった質問があがりました。学生同士の交流は終了時間まで途切れることなく続き、お互いに大きな刺激を受ける研修となりました。
参加した学生は「現地の方からいろいろな話を聞くことができ、自分自身の視野を広げる良い機会になりました」「自分の知識不足を認識でき、今後のレベルアップのためにとても良い経験になりました」と話していました。

※ハノイ大学は首都ハノイ郊外に位置する国立大学。1993年に日本語学部が設置され、現在学部生が1,000人以上在籍するベトナム有数の日本語教育機関と言われています。

先生の声

経営学部 稲岡 大志 先生
ハノイ大学日本語学科の学生たちは、大学入学後に勉強を始めた方ばかりにも関わらず、日本語がとても上手で感心しました。日本への関心もさまざまで、面白く思いました。本学の学生たちも積極的に交流する姿勢を見せてくれた点が良かったと思います。ハノイ大学の学生からは今後も交流を継続したいという連絡があり、SNSなどを通じて交流が深まることを期待しています。また、昨今の状況下で学生たちは大学に足を運ぶ機会も減少し、他の学生とコミュニケーションすること自体が持つ価値を再認識しているような印象も受けましたので、今回のような交流会を継続して実施していきたいと考えています。