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人間科学部の相原正道教授が文部科学大臣表彰(科学技術賞)受賞

2021年04月06日(火)

科学技術賞(理解増進部門)

文部科学省では、科学技術に関する研究開発、理解増進等において顕著な成果を収めた者について、その功績を讃えることにより、科学技術に携わる者の意欲の向上を図り、我が国の科学技術水準の向上に寄与することを目的とする科学技術分野の文部科学大臣表彰を定めています。

業績名「世界で最も地球に優しいスポーツスポGOMIの普及啓発」
相原正道教授は、文部科学大臣表彰科学技術賞(理解増進部門)を上記の業績で受賞。スポーツ競技の要素を組み込んだスポーツゴミ拾い大会を運営・推進する「日本スポGOMI連盟」理事として普及啓発に携わり、また運動効果と環境教育の観点から研究を行いました。

本学として2人目の文部科学大臣表彰 学部としては初
本学の文部科学大臣表彰の受賞者としては、情報社会学部 中村健二教授(平成28年度 科学技術振興部門)に次ぐ
2人目。人間科学部としては2002年の開設以来初となります。社会科学系の中規模大学である本学からこの5年で2名の研究者の実績が評価されたことになります。

SDGs達成のための鍵となるか?スポGOMIの高い教育効果を示す
相原教授は持続発展教育の観点から、スポーツゴミ拾い大会の実践事例を分析。これまで日本での持続発展教育は、野外スポーツの分野での取り組みが見られるものの、スポーツを用いた取り組み事例はありませんでした。そこに注目して、スポGOMIが運動効果と環境教育の視点から、教育効果が高いことを示しました。スポGOMIは教育価値向上に寄与する重要な取り組みであり、SDGs達成の鍵となる可能性もあります。

令和3年度 科学技術分野の文部科学大臣表彰受賞者等の決定について(文部科学省のWEB)
令和3年度 科学技術分野の文部科学大臣表彰科学技術賞 受賞者一覧(PDF)