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【実施報告】「学生に教えたい“働きがいのある企業”大賞」に学生が審査員として参画

2022年09月27日(火)

2022年9月12日(月)D10教室で一般社団法人 大阪府経営合理化協会主催「学生に教えたい“働きがいのある企業”大賞表彰式」が行われました。このうち新設された「学生が選ぶ“働きがいのある企業”賞」の審査で本学学生が審査員を務め、表彰式に参加しました。
 
これまで、本学経営学部の江島由裕教授が審査委員長として参画してきた「学生に教えたい“働きがいのある企業”大賞」に大学として協力、学内募集に応募した学生72名が審査員となり、新設された「学生が選ぶ“働きがいのある企業”賞」を選定しました。
審査では、応募企業が制作した動画を視聴したうえで、協会の審査員の方々と企業にオンライン形式でインタビューを実施し、審査基準に沿って選考を行いました。その結果「学生が選ぶ“働きがいのある企業”賞」に、株式会社友安製作所を選出。同社は働きがいのある企業大賞とダブル受賞となりました。

表彰式では、学生審査員代表の池川桃加さん(経営学部3年生)が選定理由について壇上で話し、学生審査員の中で重視していた人間関係の面において、コミュニケーションがとりやすい職場づくりをしていること、社員一人一人が仕事に対して何らかの挑戦心をもって働いていることが伝わった点を評価のポイントに挙げました。またインタビューの際に、社員が自信をもって「仕事への熱意を感じられる職場だ」と回答する姿に学生審査員一同、心を動かされたと感想を述べました。
賞の授与にあたって、楫千帆美さん(経営学部3年生)が表彰状を読み上げ、株式会社友安製作所の友安社長に手渡しました。
 
学生の声
学生審査員代表の池川桃加さん(経営学部3年生)
今回の取り組みの感想としては、とにかくさまざまな企業と関われたことが、純粋に楽しかったです。審査員をする前は、中小企業であっても良い会社というものはたくさんあるのだろうなとは思うものの、実際どんな企業があるのか知らず、どうしてもCMなどで触れる企業に目がいきがちでした。しかし、審査員を務めたことで、さまざまな企業があることだけでなく、各企業の強みや取り組みなどを知ることが出来ました。

あと意外な発見もありました。学生審査員を務める学生に人間関係や働き方を重視した声が多かったことです。働きがいがあるといえば、給料が多くもらえるといった声が多いのかなと思っていたのですが、そうではありませんでした。
 
今後、私自身が企業を選ぶ立場に立つことはあまりないと思います。むしろ就職活動を行う上では、どちらかと言えば選ばれる側になるでしょう。しかし、審査員をしていて出てきた質問や疑問は、就職活動で面接官が聞きたいこととリンクすると思うので、今回の経験はこれからすごく役立つのではないかと思っています。