地域活性化をテーマとした授業のフィールドワークがきっかけ
今回のイベントを企画・提案したのは将棋部の代表をつとめる川上菜摘さん(経済学部2年)です。川上さんは経済学部の授業「地域社会調査」で生野区の地域活性化をテーマにしたフィールドワークに参加し、そこで生野将棋クラブの代表者を紹介されました。「将棋をまちおこしに生かしたい」と考えた川上さんは、生野区がまちづくりの事例紹介を行う「生野区まちづくりフェア」の参加団体を募っていることを知り、自らが所属している将棋部のメンバーと今回の将棋イベントの企画で応募。この企画が採用され、生野区まちづくりフェアの1コーナーとして将棋イベントを開催することになりました。
開催決定から開催日までの準備期間はわずか2カ月。生野区の将棋愛好家に広く周知し参加者を集めることが一番の課題でした。11月には告知の一環で、生野区で行われた将棋イベントの優勝者に大阪経済大学将棋部が「果たし状」を叩きつけるパフォーマンスを実施。インパクトのある告知活動や生野将棋クラブの協力もあり、イベントにはたくさんの方にご参加いただきました。
また、地域活性化をめざす企画として、対局前後に会場近くの飲食店を積極的に利用してもらおうと、スマホアプリを通じた飲食店情報の提供も行いました。こうした情報発信やイベント運営面も、川上さんの声がけのもと大阪経済大学の将棋部員が協力して行いました。