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C館増築! あらゆる学生にとって“居心地の良い学びの場”を目指して。

2023年06月08日(木)

2023年3月、東校地のC館が増改築されました。この増改築は、本学の100周年ビジョンである「DAIKEI 2032」の一環です。互いを尊重し、あらゆる学生が気持ちよく過ごせる学びの場を目指した背景と、増改築のポイントをご紹介します。
 
コンセプトは「創発」
「DAIKEI 2032」において、「居心地の良い学びの場を形成する」という大学運営・組織ビジョンが示されています。このビジョンに則して、C館の増改築のコンセプトは「自発的な学びを誘発する『創発』の場」となりました。さまざまな授業形式に対応した柔軟性の高さはもちろん、授業以外の時間にも利用したくなる居心地の良さを目指しています。

増改築のポイント① 柔軟性の高い、使いたくなる教室

創造性を刺激するために、2階の教室は廊下側を全面ガラス張りとし、開放的な空間を演出しています。デスクやチェアなども、アクティブラーニング型授業(対話重視)に対応したフレキシブルな仕様のものを採用。移動させやすかったり、高さを調節しやすかったりと、グループワークの際にも便利です。また、ディスカッションの内容やアイデアをサッと可視化できるよう、ホワイトボードも大きく壁面にセッティングしています。
 
さらに、2A、2B、2C、2D、2E教室はそれぞれ壁面の色や床材、家具の趣を変えることで、それぞれの部屋に個性を持たせています。「次はこの教室で授業を受けたい」「グループワークに利用したい」など、学生のモチベーションを高めることを期待しています。
 
また部屋を暗くしなければ見えないプロジェクターではなく、視認性が高く、多機能な電子黒板を全室に設置している点もポイントです。
 
各教室が空いている時間は、学生であればどなたでも利用可能です。ぜひご活用ください。

増改築のポイント② 安心して利用できるオールジェンダートイレ

多様なバックグラウンドを持つ学生が安心してキャンパスライフを送るための取り組みの一環として、C館4階にオールジェンダートイレを導入しました。オールジェンダートイレとは、性別による制限がなく利用可能なトイレのことです。ゆとりのある5個室には、防音・防犯対策が講じられており、どなたでも安心して利用することができます。

増改築のポイント③ 空き時間にほっとできる居心地の良さ

「創発」が起こるのは授業時間内に限りません。授業のない空き時間や授業後に利用したくなるような空間を設けることも、今回の増改築において重視されました。
 
吹き抜けが開放的な1階のエントランスには、ソファやベンチ、ハンモックを設け、リラックスできる場所を確保。イベント時にはちょっとしたステージとしても使用できる、小上がりタイプのカウンターも用意しました。

さらに、エントランスから続く階段を登った2階には、カフェのような寛ぎスペースが現れます。カウンターで自主学習したり、ボックス席で友人と歓談したりと、使い方は人それぞれ。コンセント完備なのでノートパソコンやスマホの充電にも便利です。
※混雑時の長時間利用は避け、譲り合ってお使いください。

利用者の声

新しくなったC館を利用された方々からは、次のようなお声をいただいています。
 
●学生
「教室がおしゃれでびっくりした。この教室で行う授業の時は特にテンションが上がります」
●学生
「トイレが綺麗で使いやすいです。フィッティングルームがあるのが意外に便利でした」
●教員
「グループワークに使いやすい教室になった。壁面のホワイトボードが便利なので発表時によく使っている」
●学生
「1階の休憩スペースが好きです。人工芝を囲むようなベンチや、柔らかいクッションがあるので、空き時間にリラックスしています」

今後の展開

本学では、今後も「居心地の良い学びの場を形成する」というビジョンに則して、誰にとっても使いやすく、創発を刺激するキャンパスのデザインに取り組んで参ります。お気づきの点やご要望がございましたら、ぜひ声をお届けください。