2023/6/1

気になる養成課程生活1週間の過ごし方、お見せいたします

経大診断士登録養成課程5期生の長谷川祐介と申します。 
 
私は、滋賀県大津市で職員をしており、5期生の中で、唯一の公務員です。 
 
診断士を目指したきっかけは、私自身が、民間からの公務員への転職組ということもあり、官民両方の立場の経験を活かして、地域課題解決を目的とした官民連携施策立案・実行能力(民間シーズと住民ニーズを掛け合わせて、ビジネスモデルの検討・実証実験の実施・社会実装までの一気通貫支援)が強みと思っていますが、一方で、例えばB/SやP/Lもろくに読めないくせに(診断士の勉強を始める前は、正直一切読めませんでした。)、本当に民間のことを分かっているのか?という自問自答がありました。 
 
そこで、もっと民間や経営のことを知ることができれば、さらに良質な官民連携ができるのではないかという仮説をたて、コロナ禍での在宅時間を活用し、2021年3月から診断士の勉強をはじめました。 
 
ご縁あって、大経大診断士登録養成課程でお世話になることとなり、2月18日の開講式から、約3ヶ月が経ったところです。(執筆日は5月31日) 
これまでは、教室での演習が中心の日々でしたが、これから(6月から)、いよいよ初の経営診断実習がはじまります。 
 
さて、前置きが長くなってしまいましたが、いよいよ本題に入ります。 
なお、この記事は以下の方にお薦めさせていただきます。 
 
・大経大診断士登録養成課程での1週間の過ごし方(実習期間以外)を知りたい方 
・実習によって長谷川がどのように成長するのか見てみたい方(実習後も記事を書いてみたいと思っています) 

実習期間以外の典型的な1週間の演習スケジュールは以下の通りです。

月曜日 演習(18時30分~21時30分) 
火曜日 レポート+予習 
水曜日 演習(18時30分~21時30分) 
木曜日 オフ 
金曜日 レポート+予習 
土曜日 演習(9時~17時45分) 
日曜日 演習(9時~17時45分) 

演習は他の方の記事でも紹介されているとおり、講義形式のインプット授業はほとんどなく、インプット→事例検討(グループワーク)→発表、その後、発表内容をレポート課題として作成というケースが多いです。 
 
ちなみに、ここまでの演習出席時間を計算すると計207時間でした。(自宅でのレポート作成時間等を含めると、実際の勉強時間は×1.1くらいでしょうか。) 
 
診断士二次試験対策で中心となる、読む・考える・書く能力に留まらず、ファシリテーション能力、傾聴能力、プレゼンテーション能力、ロジカルシンキング能力など、実際の実務に即した能力強化を図ることができます。 

ただし、このスケジュールと通常の仕事を両立させるのは、相当ハードです。家族、職場の理解・協力+溢れんばかりの情熱と根性がなければ、乗り切れませんが、どの演習においても先生はとても熱心で、勉強になるものばかりですし、家族と同じくらいの時間を共にする同期の皆様との絆・支え合いはプライスレスです。 
ありがたいことに、ここまで、モチベーションを下げることなく走り切ることができました。 
 
また、同期の皆様は、コンサルタント、金融機関、経営者、社労士、SE、大企業営業マンの方など多彩な業種で、熱意のある優秀な方ばかりで、土日に授業が朝で終わる際に、不定期で開催される、各人の専門性を活かした自主勉強会はとても豪華な内容で、これに参加できることだけでも大変価値があると考えています。 
<自主勉協会例> 
・プレゼン資料作成のアレコレ 
・補助金作成支援のアレコレ 
・地銀業務のアレコレ 
・デジタルマーケティングのアレコレ 

息抜きの月一恒例?の同期懇親会もとても盛り上がります。5月はBBQを満喫し、実習に向けて英気を養うことができました。 

いかがでしたでしょうか? 
私が紹介させていただいたのは、大経大診断士登録養成課程のほんの一部分ですが、本課程への入学を検討されている方は、経営診断実習による今後の私の成長っぷりも含めて、ご参考にしていただけますと幸いです。 
 
5期生 長谷川祐介