2024/7/12

1回目の経営診断実習(流通業)が終了しました。

大阪経済大学 中小企業診断士 登録養成課程6期生の新井 学と申します。
 
現在34歳で、妻と長女(5歳)と長男(1歳)の4人家族です。
生活家電メーカーに勤務しており、生産設備の設計開発+現場や協力工場の改善活動を8年、人事→財務部門に異動(5年が経過)し、現在に至ります。
 
養成課程が開講してから約5か月が経過しましたが、同じ志を持つ+今や気心知れた仲間24名の集まりなので、授業が始まる前や休憩時間の賑やかさは、若き頃の学生時代を彷彿とさせます。
 
さて、今回は6月1日(土)~6月22日(土)まで行われました経営診断実習(流通業)の内容について、振り返り+共有をしていきたいと思います。
 
【実習班について】
 ・経営診断実習(流通業)の期間中は、3つの班(A班、B班、C班)に分かれ、それぞれ別の会社へ訪問します。
  各班、指導教員+サポーター+クラスメイト(8名)
  班分けのメンバー構成は、事前に事務局から連絡をいただけました。
  クラスメイト24名の中の8人と班になるので、とても心強いです。
(実務補習と大きく違う所だと思います。)
 
【担当パート(役割)について】
・実習班(担当企業)ごとに、担当パート(役割)が変わりますが、A班では、
① 経営戦略担当:1名(リーダー)
② 仕入・購買担当:1名
③ 国内販売・営業担当:1名
④ 輸出担当:1名
⑤ 新規事業担当:1名
⑥ 情報化担当:1名(副リーダー)
⑦ 人事・労務担当:1名
⑧ 財務担当:1名
 計8名(各パート1名)で担当しました。(班によって、経営戦略2名など違いがあります。)
 担当パートは、基本は立候補制で、各パート複数の立候補者がいる場合は交渉して決めました。
 経営戦略担当(リーダー)から、決めるのですが、初回の実習ということもあり、中々決まらず。。でしたが、ひょんなことから、私が経営戦略担当としての役割をいただくこととなりました。

指導教員は、小林 俊文先生です。(先生は写真左、筆者は写真右)
 
実習途中に、階段から転落し、左足骨折をした為(現在も骨折中。笑)、筆者は松葉杖姿です。

【具体的なスケジュールと内容について】
 1日目:実習の進め方、企業概要説明、担当パート決め、事前調査
 2日目:事前調査、初回ヒアリング内容検討
 3日目:AM初回ヒアリング内容の最終確認、PM経営者・従業員ヒアリング
 4日目:初回ヒアリング結果整理・現状把握
 5日目:経営課題の抽出・方向性検討 夜:第5期生主催の激励会
 6日目:2回目ヒアリング内容検討
 7日目:AM2回目ヒアリング内容の最終確認、PM経営者・従業員ヒアリング
 8日目:2回目ヒアリング内容整理・経営診断報告書内容検討
 9日目:全体調整・経営診断報告書作成
10日目:最終チェック、印刷、報告会リハーサル
11日目:AM報告会リハーサル PM報告会 夜:お疲れ様会
12日目:振り返り・指導教員(小林先生)による講評
 
という流れになり、実習が始まるとかなりハードなスケジュールになります。
具体的には、2回チャンスを頂けるヒアリング(各回2時間程度)の中で企業様が抱えている問題や課題を見つけ出せる様な、ヒアリング内容の検討や、課題抽出+経営戦略と各パートの一貫性について、8人のメンバーが納得しながら協議し報告書をまとめていく作業は、とてもハードですが非常に良い経験
となりました。(報告書の追い込みは何人かのメンバーはほぼ徹夜でした。笑)

そんな中、私たちA班(小林先生班)は、1回目のヒアリングが終わり迷える子羊状態の5日目の晩に、第5期生の先輩診断士の方々が激励会を開催してくださいました。実習で悩んでいる内容だけではなく、独立され活躍されているお話など、非常に有意義な時間でした。本当にありがとうございました。
我々も、第7期生にお会いできるのを、楽しみにしています。
 
自分たちの考え+小林先生や江畑サポーター、第5期生の先輩診断士の方々、様々な方からの助言を基に10日目についに経営診断報告書が完成!(123ページにもおよぶ大作が出来上がりました。)
 
A班一丸となって作成し、製本された経営診断書を手に取った時の感動を今後忘れることはないと思います。(涙がでそうでした!笑)
 
そして、11日目はついに、実習先への報告会。
私たちが熱意を込めて報告した内容を、しっかりと聞いてくださり、提案内容について早期に改善していきたいとメッセージを頂き、本当に学びの多い実習となりました。
 

報告会の後はお待ちかねのお疲れ様会。夕方から始まったお疲れ様会は、気が付けば。。暗くなるまで、続きました。良かった点や今後改善したい点など、お酒を交えながら+ワイワイしながら振り返りました。
この時にはもう、A班での活動も終わりなのか。とロスになる位、寂しくなりました。(この3週間は、家族よりも多くの時間をA班メンバーと過ごしました。)
 
小林先生、ご指導頂き本当にありがとうございました。私たちが悩んでいた時にそっと助言をしてくださる姿、ギリギリまで見守ってくださる(私たちに考える時間を与えてくださる)姿に感銘を受けました。小林先生から教わったことを今後の私の人生に活かしていきたいと思います。

サポーターの江畑さん、いつも始まる前の早い時間から来てくださり、色々相談ができ本当に心強かったです。チームで議論している時も、頷きながら聞いてくださる姿は、A班の心のオアシスでした。本当にありがとうございました。

まとめ

・実習期間は約3週間
・3つの班に分かれて実習を行う。
 5ヶ月間、共に過ごした仲間と実習を行うので、心強い+お互いの強みや良い所をわかった上で実習へ行ける。←ここが一番良い所だと思います
・企業様への訪問は計3回(内2回はヒアリング、1回は報告会)
・企業様の問題を見つけ、課題設定し、報告書にまとめる(約100ページ)
いかがでしょうか?
大阪経済大学 中小企業診断士 登録養成課程に少しでも興味を持っていただけたら幸いです。
 
中小企業診断士の1次試験まで、残り3週間ですね。
当日、試験会場は空調設定が、とても寒い所が多いのでカーディガンなど持っておいた方がよいと思います。
あと、お手洗がすごく並ぶので、並ぶタイミングも重要です。
皆様が持っている実力をしっかり発揮できることを切に願っております。
 
以上です。最後までお読みいただきありがとうございました。
 
第6期生 新井 学