生産マネジメント体系・現状分析の進め方

生産マネジメント体系・現状分析の進め方

担当講師 : 内藤秀治

演習のテーマ生産マネジメント体系・現状分析の進め方
目標1. 生産マネジメントを体系的に理解すること
2. IE手法などの現状分析・問題発見のスキルを修得すること
準備学習第一次試験 運営管理(オペレーション・マネジメント)の「生産管理」の分野を復習しておいてください。
評価方法終了レポート 70%
日々のレポート 30%
演習の構成
(標準時間)
1、生産マネジメントの体系(6時間)
 ①生産マネジメントの意義と体系
 ②生産目標(PQCDSME:生産性、品質、コスト・経済性、納期・生産量、安全性、モラール、環境)のマネジメントのポイント
2、現状分析・問題発見のスキル(9時間)
 ①生産における現状分析・問題発見のポイント
 ②作業研究(IE)の体系
 ③PQ分析、工程分析、ワークサンプリング、流れ分析、運搬分析、経路分析、ラインバランス分析、停滞分析、作業者糸引図表、連合工程分析、 動作分析、時間測定などの原理と活用法
3、事例研究(6時間)
学習のポイント1.生産マネジメントの全体像を理解する。
  生産マネジメントの狙いや生産工程ごとのポイントを理解する。
  生産目標の項目の特徴と設定から達成のためのマネジメントの方法を学ぶ。
2.現状分析・問題発見の基本ステップを学ぶ。
  生産品種・生産形態などの違いなど、実際の製造現場を想定した各種分析手法の使い方について学ぶ。
3.各事例について「事例研究-発表-講師講評-振り返り」を行う。 
留意点1.診断士として、製造業の経営診断ができるように、生産マネジメントの全体像を理解する。
2.多様な生産品目・生産形態・生産方法に対応できるように実際の製造現場を紹介・想定しながら理解する。
3.チームで取り組むことにより、多様な考え方や視点があることを学ぶ。
教材・コンサルティングの基礎(同友館)
・コンサルティングの作法(同友館)
・生産診断システム”HEPTA”によるものづくり経営革新(同友館)
・オリジナルテキスト(PPT)
その他留意事項