情報化支援の進め方(製造業)

情報化支援の進め方(製造業)

担当講師:山口 透

【第5期】開講科目一覧に戻る

目標
製造業における経営目標を達成するための経営戦略の一環として、情報化戦略の構築について、基本的な考え方を理解すること。また、具体的方策について実践的知識・手法を習得することにより、情報化支援の能力を身につける。
準備学習
経営戦略および生産マネジメントの科目について、十分な理解(復習)をしておくこと。
評価方法
レポート:50%(授業内レポートを適宜実施し、理解度を確認する。)
その他:50%(発表内容や議論への参加態度や貢献度を評価する。)
演習の構成
(標準時間)
1.経営課題、情報化課題の設定(1.5時間×4回)
2.情報化デザインの策定(1.5時間×4回)
3.情報化企画書の作成(1.5時間×2回)
4.提案依頼書の作成(1.5時間×2回)
学習のポイント
・情報化戦略策定のプロセスを理解したうえで、経営課題を把握し、情報化によって対応可能な課題を設定する。
 例)収益性向上・業務改善(基幹系)WEBマーケティング、情報系 など
・業務の流れを理解し、業務ごとに情報化のポイントを検討する。IT技術の進化のスピードは速いが、それに惑わされない、かつ、速いスピードを活用する知見を身につける。
・経営課題を解決するための、情報化のあるべき姿(必要な情報システムとその運用について)を策定する。
・事例企業について、ベンダーに提示する提案依頼書の作成、および提案書の評価に関するポイントを習得する
留意点
基本的にグループでの演習とし、課題や企画書をまとめるプロセス、あるいは外部ベンダーとの交渉のプロセスについて、具体的に演習する。
教材
講師が作成するオリジナル教材
※生産性向上の取組み事例と支援策(共著、同友館)の情報化の章を適宜参照
その他留意事項