中小企業による地域活性化ビジネスモデル構築

中小企業による地域活性化ビジネスモデル構築

担当講師:須佐淳司

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目標
・中小企業経営の成長ステージによって、総合的かつ実践的な、支援・指導・助言できる技能を修得する。
・革新的な中小企業のビジネスモデルについて、経営規模による総合的、実践的な支援・指導・助言できる技能を修得する。
準備学習・演習科目:総合経営の復習をしておくこと。
評価方法
レポート70%
授業への貢献度30%
演習の構成
(標準時間)
1.中山間地域小企業の経営革新ビジネスモデルケース(1.5時間)
 ・大歩危観光(徳島県三好市)のオリジナルケースを使用する
2.地域中小企業の経営革新ビジネスモデルケース(1.5時間)
 ・梅守本店(奈良県奈良市)のオリジナルケースを使用する
3.ベンチャー中小企業の経営革新ビジネスモデルケース(1.5時間)
 ・バリューマネジメント(大阪府大阪市)のオリジナルケースを使用する
4.3つのケースによる経営革新の比較分析
 ①グループワーク(3時間)
 ②発表(1.5時間)
 ③講評・振り返り(1.5時間)
学習のポイント
・中山間地域における地域資源をいかした市場創造と経営戦略について学び、地域経済活性化と中小企業経営の戦略策定の密接な関係を理解する。
・第二創業による経営革新ビジネスモデルを学ぶ。
・急速に拡大するインバウンド(訪日外国人)市場に対する、経営革新ビジネスモデルを学ぶ。
・市場の成熟化に対する、ホスピタリティ経営への戦略転換について学ぶ。
・歴史的建造物の保存という社会の要請に応えたベンチャー企業の経営革新ビジネスモデルを学ぶ。
・会社規模が急成長するステージにおいての社員組織への経営理念浸透のマネジメント戦略を学ぶ。
・第二創業・ベンチャー・経営革新ビジネスモデル構築支援のポイントと、的確な助言能力の修得をケースで学ぶ。
留意点
・地域中小企業を取り巻く社会環境や課題を理解しておく必要がある。
・製造業と非製造業の経営革新のポイントの相違点を理解しておく必要がある。
・サービスマネジメントの基礎的理論を理解しておく必要がある。
・成長別ステージと経営革新ビジネスモデルの重要視する諸点を理解させること。
教材
講師作成のオリジナルテキスト
ケース1 大歩危観光
ケース2 梅守本店
ケース3 バリューマネジメント
その他留意事項・本ケースは、それぞれ、小企業、中小企業、中企業の規模別となっている。