企業活性化

企業活性化

担当講師:秋 松郎

【第5期】開講科目一覧に戻る

目標
1.企業のライフステージと企業活性化の目的・手法を理解すること
2.企業活性化支援計画策定プロセスの全体像を理解すること
3.ケーススタディを通じて企業活性化支援に必要な分析・助言の基礎を学ぶこと
準備学習診断士一次試験の経営戦略論とSWOT分析の分野を復習しておいてください
評価方法
レポート70%
授業への貢献度30%
演習の構成
(標準時間)
1.企業活性化の目的と手法(0.75時間)
 ①企業活性化と事業再生の違い
 ②企業のライフステージ
 ③私的整理と法的整理の違い
 ④企業再生手続のプレイヤー
 ⑤債務者区分
 ⑥債権保全状況と与信額
 ⑦DESとDDSの違い
2.手続きの全体像(0.75時間)
 ①財務調査
 ②事業調査
 ③再生計画の策定支援
3.ケーススタディ
 ①卸売業の事例(2時間)
 ②サービス業の事例(2時間)
 ③製造業の事例(2時間)
学習のポイント
企業活性化の目的とその手法を理解する。
企業のライフステージ別の支援方法および企業活性化手続きのプレイヤーの役割を理解する。
金融機関の不良債権の取扱区分と債務者区分の仕組みを理解し、金融支援の具体的な手法について理解する。
事業調査と経営戦略分析のフレームワーク
企業活性化支援手続きに必要な資料について理解する
・行動計画と損益計画
・予想貸借対照表
・予想キャッシュフロー計算書
・要償還債務とキャッシュフロー倍率
業種別のケーススタディを通じて、企業活性化支援のポイントを学習する
留意点
中小企業の現状と企業のライフステージ別支援方法、及び法的整理と私的整理の違いを理解する。
・金融機関の不良債権の取扱区分と企業活性化手続きの関係を理解する。
・窮境原因の調査及び除去可能性を判断する手順を理解する。
・企業活性化支援手続きに必要な資料の役割について理解する。
各ケーススタディを通じて、業種別の特性や課題を理解する。
教材
講師作成のオリジナルテキスト(PPT)
ケース1 卸売業の事例
ケース2 サービス業の事例
ケース3 製造業の事例
その他留意事項