財務分析の進め方

財務分析の進め方

担当講師:杉田武志

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目標
財務分析の方法を学び,経営上の財務的な課題を理解すること。それから課題に対して,財務的視点から解決策などを考えることができるようになること。
準備学習
日商簿記2級程度の知識があるのが望ましい。
評価方法最終課題レポート100%
演習の構成
(標準時間)

1.企業会計の制度と理論(1.5時間)
2.貸借対照表、損益計算書の概要とケーススタディ(1.5時間)
3.財務諸表の分析(現預金回転期間、流動比率、当座比率と手元流動性比率)(1.5時間)
4.財務諸表の分析(売上債権回転期間と仕入債務回転期間)(1.5時間)
5.財務諸表の分析(棚卸資産回転期間、キャッシュ・コンバージョン・サイクル)(1.5時間)
6.財務諸表の分析(自己資本比率等)(1.5時間)
7.財務諸表の分析(有形固定資産回転率、⾧期固定適合率等)(1.5時間)
8.財務諸表の分析(百分率損益計算書、各種利益率等)(1.5時間)
9.財務諸表の分析(総資本回転率、ROA 、ROE等) (1.5時間)
10.財務諸表の分析(ROIC等、まとめ)(1.5時間)
学習のポイント
財務諸表などに基づいて,企業の経営状況を判断するための分析指標(例:流動性比率,自己資本比率,資本回転率,各種利益率、棚卸資産回転期間,売上債権回転期間,仕入債務回転期間、CCC, ROA,ROE,ROICなど)を学ぶ。そのために,基本的な企業会計の制度や理論についても説明を行うとともに,ケースなども利用して,財務諸表の内容を深く理解しがら、財務分析の知識を深めていく。
留意点
欠席が続くと成績評価できないので,気を付けること。
復習などを心がけること。
教材
オリジナルテキスト(講師が資料準備する)
(参考図書)宇田川荘二(2022)『第6版 中小企業の財務分析』同友館。
その他留意事項