生産マネジメント体系・現状分析の進め方

生産マネジメント体系・現状分析の進め方

担当講師:高田富明

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目標
1.生産マネジメントを体系的に理解すること
2.IE手法などの現状分析・問題発見のスキルを修得すること
準備学習
第一次試験 運営管理(オペレーション・マネジメント)の「生産管理」の分野を復習しておいてください。
評価方法
・修了レポート 50%
・毎回の課題 50%
演習の構成
(標準時間)

1.生産マネジメントの体系理解(6時間)
 ・全体像
 ・製造現場のバリエーション
 (生産品目種別、生産形態、加工種別、生産リソースなど)
 ・頻出専門用語の定義

2.現状分析と問題発見のスキル(6時間)
 ・現状分析のポイント
 ・問題発見のポイント
 ・分析手法/分析ツールの活用
 (IE、時間分析、連合作業分析、稼動分析、工程分析、動作分析)

3.事例研究(6時間)
 ・グループワーク
 ・発表、講評、振り返り
学習のポイント
・生産マネジメントの全体像を理解する。
・生産目標の項目の特徴と設定から達成のためのマネジメントの方法を学ぶ。
・現状分析・問題発見の基本ステップを学ぶ。
・生産品種・生産形態などの違いなど、実際の製造現場を想定した各種分析手法の使い方を学ぶ。
・各事例について「事例研究-発表-講師講評-振り返り」を行う。
留意点
・診断士として製造業の経営診断ができるように、生産マネジメントの全体像を理解する。
・多様な生産品目や生産形態、生産方法に対応できるように実際の製造現場を想定しながら理解する。
・製造現場だけでなく、非製造現場においても使える知見であることを理解する。
教材
・オリジナルテキスト
その他留意事項
藤本隆宏 [2001] 『生産マネジメント入門Ⅰ・Ⅱ』日本経済新聞出版社。
富田純一 他 [2015] 『コアテキスト生産管理』日本実業出版社。
伊丹敬之 加護野忠男 [2003] 『ゼミナール経営学入門』 日本経済新聞出版社。