目標 | 中小企業における事業承継の類型ごとの課題と対応策を理解し、支援先企業の具体的な事情に応じて適切な支援策を提案するための基本的な思考方法を習得する。 |
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準備学習 | 事業承継の各類型(①親族内承継、②従業員承継、③第三者承継(M&A))における課題として、どのようなことが挙げられるか、各自で予習しておいてください。 |
評価方法 | レポート:70% 発表内容および授業態度:30% |
演習の構成 (標準時間) | 1 事業承継の各類型に応じた課題と対応策について、基本的な知識(相続法、会社法等の法的知識を含む)を解説する。(2時間) 2 事業承継を課題とする中小企業の事例問題を通じて、経営課題の解決に向けた支援策を検討する。(2時間) 3 チームでディスカッションを行った上、発表・講評・振り返りの機会を設ける。(2時間) |
学習のポイント | ・具体的な事例を通じて、事業承継における法的課題や対策が、経営上の課題と密接に関連することを理解し、その因果関係を論理的に整理する力を身に着ける。 ・具体的な事例を通じて、法的課題や対応策を踏まえて、経営課題の解決に向けた支援策を検討する力を身に着ける。 ・チームで協力して分析検討し、その結果を第三者に分かりやすく説得的に説明する力を身に着ける。 |
留意点 | ・法的課題の対策だけでなく、事業を承継・継続するために検討しなければならない経営課題を抽出・整理すること。 ・知識を事例に当てはめるのではなく、事例企業の現状や関係当事者の利害を考慮した支援策を考えること。 ・チームで協力し、限られた時間内に効率よく課題に取り組むこと。 |
教材 | ・法的課題の対策だけでなく、事業を承継・継続するために検討しなければならない経営課題を抽出・整理すること。 ・知識を事例に当てはめるのではなく、事例企業の現状や関係当事者の利害を考慮した支援策を考えること。 ・チームで協力し、限られた時間内に効率よく課題に取り組むこと。 |
その他留意事項 | 第2回目の講義終了後に、講義内で使用した事例に関するレポート課題(A4用紙5枚程度)を予定している。 |