目標 | 1.知的資産経営の視点から、製造業の総合的な支援ができるように、事例や演習を使って、診断プロセスを習得すること。 2.経営診断Ⅰや知的資産経営支援ツールを使って、事業全体を把握分析し、知的資産を把握し事業価値の見える化を行い、将来戦略の立案、その後の運営支援ができる能力を習得する。 |
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準備学習 | ・経済産業省のHPや、事前に配布する資料から知的資産経営についての基礎的な知識を学び、製造業の特性を踏まえ、事業価値の見える化や事業性評価ができるよう準備をする。 ・発表や課題整理のために、MSオフィスの基本的な使い方を習得しておく。 |
評価方法 | レポートと発表内容(60%) 参加・貢献度(40%) |
演習の構成 (標準時間) | 1.知的資産ならびに知的資産経営の概要把握(2時間) 2.沿革分析手法(1時間) 3.商流分析手法(1時間) 4.業務プロセス分析手法(1時間) 5.事例企業の分析と結果の整理 資産台帳への整理、評価(3時間) 6.将来ビジョン構築(1時間) 7.マイルストーンへの展開(1時間) 8.アクションプランへの展開(1時間) 9.発表、講評 ①発表(1時間) ②講評(1時間) ③振り返り(0.5時間) |
学習のポイント | 1.知的資産ならびに知的資産経営に関する基本的な概念の理解。 2.沿革分析手法を学び、ターニングポイント分析から知的資産を知る。 3.商流分析手法を学び、顧客をはじめステークホルダーとの関係から価値の流れを整理し、自社のあるべき姿を見える化する。 4.業務プロセス分析手法学び、各業務のあるべき姿を明確化し業務の改善や改革の手法を学ぶ。 5.上記で学んだ手法を応用し、事例企業の知的資産を踏まえた「持ち味」を見える化する。 6.事例企業の置かれた経営環境を分析し、自社の価値を活かす方向性を検討する手法を学ぶ 7.将来ビジョンを実現するためにマイルストーンへの整理方法を学ぶ 8.同、アクションプランへの落とし込み手法を学ぶ 9.グループごとの発表を行い、他グループからの発表との違いや、講師からの講評から、自分自身の成長のきっかけにする。 |
留意点 | ・講師の行っている知的資産経営支援手法は、製造業だけでなく、すべての業種に使える手法なので、実務に応用して活用する。 |
教材 | ・知的資産経営分析や整理のための各ツール類(経済産業省や講師のオリジナルツール群) ・事例企業の与件資料 |
その他留意事項 |