経営戦略策定実習Ⅰ

経営戦略策定実習Ⅰ

担当講師:酒井 眞、田村俊之、横山武史

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実習の目的
企業の持続的な成長・発展を支援するため、企業を取り巻く外部環境、内部資源について総合的に分析し、分析の結果として策定された経営戦略により明らかになった戦略課題を解決するための方向と具体策を策定することにより、中小企業の指導・支援・アドバイスができるコンサルティングスキルを修得する。
実習の目標
1.経営戦略を策定し、ビジネスモデルを再構築するための的確な分析(外部環境分析、内部資源分析)ができるスキルを修得していること。
2.外部環境分析、内部資源分析の結果から、論理的プロセスを通して経営戦略・機能別戦略を策定し、戦略課題(経営課題)を抽出できるスキルを修得していること。
3.戦略課題(経営課題)の解決に向けた方向と具体策を策定できるスキルを修得していること。
準備学習
経営診断Ⅱ演習で、自分が苦手とした単元の復習をしておいて下さい
評価方法
登録養成課程受講者修得判定基準に関する内規による
実習の構成
(標準時間)

1~2日目 企業・環境把握 (7.5時間)【講義室】
3日目 店舗・工場視察、ヒアリング等による現状分析(7.5時間)【企業訪問、フィールドワーク】
>>製造業の場合
 (経営者・従業員ヒアリング、業務フロー確認、製品および製造工程確認、生産方式、生産設備及び設備レイアウト確認、IE<PQ分析、工程分析、流れ分析、経路分析、運搬分析、動作分析、稼働分析、時間測定・分析など>などを用いる)
>>製造業以外の場合
(経営者・従業員ヒアリング、業務フロー確認、商品確認、店舗レイアウト・陳列確認、立地環境・商圏調査、競合店調査、来店者アンケート調査、客動線調査、接客状況調査、来店客数調査などを実施)
4日目 経営戦略策定のための調査・分析、再ヒアリング事項の検討(4.5時間)【講義室】
5日目 店舗・工場視察、ヒアリング等による現状分析(7.5時間)【企業訪問、フィールドワーク】
>>製造業の場合
(経営者・従業員ヒアリング、業務フロー確認、製品および製造工程確認、生産方式、生産設備及び設備レイアウト確認、IE<PQ分析、工程分析、流れ分析、経路分析、運搬分析、動作分析、稼働分析、時間測定・分析など>などを用いる)
>>製造業以外の場合
(経営者・従業員ヒアリング、業務フロー確認、商品確認、店舗レイアウト・陳列確認、立地環境・商圏調査、競合店調査、来店者アンケート調査、客動線調査、接客状況調査、来店客数調査などを実施)
6日目 経営戦略策定のための調査・分析、再ヒアリング事項の検討(6時間)【講義室】
7~8日目 店舗・工場視察、ヒアリング等による現状分析(12時間)【企業訪問、フィールドワーク】
>>製造業の場合
(経営者・従業員ヒアリング、業務フロー確認、製品および製造工程確認、生産方式、生産設備及び設備レイアウト確認、IE<PQ分析、工程分析、流れ分析、経路分析、運搬分析、動作分析、稼働分析、時間測定・分析など>などを用いる)
>>製造業以外の場合
(経営者・従業員ヒアリング、業務フロー確認、商品確認、店舗レイアウト・陳列確認、立地環境・商圏調査、競合店調査、来店者アンケート調査、客動線調査、接客状況調査、来店客数調査などを実施)
9~11日目 経営戦略策定、経営課題ソリューション案策定、全体調整・報告書作成(13.5時間)【講義室】
12日目 最終報告(7.5時間)【企業訪問】
13日目 反省・講評(3時間)【講義室】
※全体日数13日(69時間)、うち企業での実習またはフィールドワーク5日(34.5時間)、講義室での作業8日(34.5時間)
学習のポイント
・全社的に現状分析を行い、問題点を整理し、重点的な調査・分析項目を絞り込む。
・経営戦略策定のための外部環境分析、内部資源分析を行うスキルを修得する。
・調査・分析結果を整理し、論理的プロセスを通して経営戦略を策定し、経営課題を抽出する。
・抽出された経営課題の構造化を行い、経営課題解決の具体策を検討する
留意点
・事前準備、インターバル期間を活用して、戦略策定のための必要な分析を行う。
主要アウトプット
・経営診断報告書(経営全般についての現状分析、問題点構造化、重点課題の抽出)
・経営戦略策定書