福学地域連携セミナー

みいちゃんのお菓子工房 代表杉之原千里氏講演

講演の目的
 家族に障害を持つ子供がいる方が、その子の能力を活かし、将来の自立に向けた一歩を踏み出すきっかけづくりのため、場面緘黙症を持つ娘「みいちゃん」のパティシエになるという夢を二人三脚で追いかける杉之原千里さんがこれまで実践してきたこと、考えてきた事をお話いただきます。
 リアル会場だからこそ話せる困難に直面した時の細かな話や、ハンデがあることについての特有の悩みをどう乗り越えてきたかなど、SNSでは伝えきれない話が盛りだくさんです。
 加えて、杉之原さんの取り組みは経営的な視点で見るとどう分析できるのか、中小企業診断士の若岡聡子さんの解説と、本学の浅田拓史教授を交えたトークセッションで分かりやすくお話します。
 
講師 杉之原千里 氏
「みいちゃんのお菓子工房」のオーナー。また店長を務める杉之原みずきさんの母。
「いつかお店を持ちたい」というみずきさんの成長の場を設けようと、スイーツカフェやお店を開く。
 
ゲスト登壇
若岡聡子氏(中小企業診断士)
浅田拓史氏(大阪経済大学情報社会学部教授)
 
>>講演スケジュール<<
12:00~ 受付開始
13:00~13:10 開会挨拶
13:10~14:10 講演 ~わが子が教えてくれたこと。そして、そこに見えた社会現象とは~
14:10~14:30 休憩
14:30~15:30 トークセッション、質疑応答
       大阪経済大学浅田拓史教授、中小企業診断士若岡聡子さんが加わったトークセッション
 
**杉之原さんからのメッセージ**
3人の子どもを持つ5人家族の母です。
フルタイムで勤務しながらみいちゃんをサポートしています。
今も、みいちゃん自身が環境を提供し続けています。
まだまだ思うようにいかない毎日ですが、みいちゃんの笑顔がなによりの幸せだと感じています。これまでのみいちゃんとの生活の日々は相当な苦難の連続でした。ある日、苦難の末に私は、世の中の当たり前にこだわらなくなりました。するとそこにみいちゃんとの未来が見えたのです。
そしてたどり着いた「みいちゃんのお菓子工房」という居場所。
そこには、私達すらも想像していない世界がありました。
「きっと未来は、明るい。」
私達が見出した希望について、当事者の方、そのご家族、支援者、教育関係者、一般の方、経営者の方、すべての方にお届けしたいメッセージを込めてお話をします。
あなたの勇気あるその一歩が、子供たちの未来を作ります。

日時
820日()13:00~15:30
 
場所
大阪経済大学 C31教室
 
参加費 
無料
 
申込方法
>>>申込は こちら から
 
200名完全予約制 先着順

お問い合わせ先

大阪経済大学 図書館・研究所・社会連携課
TEL:06-6990-3694
Mail:social@osaka-ue.ac.jp