中小企業ビジネス・ソリューション講座
‐大学院での学びとリスキリング‐
※大阪経済大学では大学院経営学研究科では、職業人と留学生が学び合いながら、ダイバーシティ時代に対応できるマネジメント人材づくりを強化しています。
2024年8月10日(土)13:30ー16:00
大阪証券取引所ビル3階 受付開始 13:00
事例で考える!様々な経営課題に直面した際の中小企業経営者の心理と、その支援者に求められる役割
■講 師:石橋 研一 氏
(中小企業診断士・税理士)
(大阪中小企業診断士会副理事長・大阪経済大学大学院経営学研究科 客員教授・税理士法人GROWLEAD 石橋グループ 代表社員)
目まぐるしい経営環境の変化の中で、中小企業経営者は様々な経営課題に直面し、頭を悩ませながらも困難に立ち向かっています。その状況下で、中小企業診断士や税理士などの支援者が、中小企業経営者の良き経営パートナーになるためには、その時々の中小企業経営者の心理を正しく理解して、時に共感して、また、時に経営者の背中を押す、などの役割が求められます。
今回の講演では、できる限り具体的な事例を用いて、様々な経営課題に直面した際の中小企業経営者の心理と、その支援者に求められる役割を考えてみたいと思います。中小企業経営に関わる方々の積極的なご参加をお待ちしております。
多様な学びを生かす中小企業の伴走支援
■講 師:中澤 未生子 氏
(弁護士・中小企業診断士・産業カウンセラー)
(エマーブル経営法律事務所 代表)
近年の中小企業を取り巻く経営環境は変化が激しく、不確実で先を見通すことが困難になってきています。また、多様な価値観やコンプライアンス意識の高まりにより、中小企業の経営のあり方に対しても、社会的な責任が求められるようになっています。このような状況で、中小企業が事業を継続し、成長・発展するためには、経営者が既存の考え方に囚われることなく、変化に対応して、自己変革を起こしていくことが求められます。また、このような経営者を支援する支援者においても、顕在化した課題に対する解決策を示すだけでは足りず、経営者が自ら課題を見つけ、自己変革を起こしていく過程を側面から伴走支援することが必要となります。
この講義では、中小企業庁が策定した「経営力再構築伴走支援ガイドライン」に基づいて、伴走支援の手法を解説するとともに、資格取得や大学院での学びを生かし、中小企業の伴走支援に取り組んだ事例を紹介します。