社会連携

#STAY HOME 私たちができること③

絵本とともにおうちで過ごす

できるだけ一人になれる場所や時間を見つけることが大切

大阪経済大学心理臨床センター長
人間科学部 鵜飼 奈津子教授


子どもの学校が休校になり、大人のお仕事もお休みになったり在宅勤務になったりすることで、いつも以上にずっと同じ空間に、同じ人と顔を突き合わせていると、普段は気にならないことでも気に触ったり、イライラしたりしてしまいがち。お家の中でも、できるだけ一人になれる場所や時間を見つけることが大切だと思います。
家で過ごす時間、普段は手にすることのないような絵本とともに、過ごしてみるというのはいかがでしょうか?今回は、絵本のご紹介です。

「親と離れて暮らす子どものための絵本シリーズ」

「親と離れて暮らす子どものための絵本シリーズ」 誠信書房より
「親と離れて暮らす子どものため」となっていますが、親と共に生活する子ども、そして大人にとっても、今一度、自分のこれまでの生活について振り返ったり(エルファと思い出の箱)、心配事を誰かに話すことで気持ちが少しずつ楽になって行ったり(モリスといっぱいのしんぱいごと)、そしてお家の中で自分が安心できる場所を見つけることの大切さについて考えたり(ルーファスの安心できる場所)するきっかけになるかもしれません。

ミシェル・ベル 作
レイチェル・フーラー 絵
鵜飼 奈津子 訳

ジル・シーニー 作
レイチェル・フーラー 絵
鵜飼 奈津子 訳

ジル・シーニー 作
レイチェル・フーラー 絵
鵜飼 奈津子 監訳
中澤 鮎美 訳

それでもイライラが募ってしまったら

モグラのモリスがしたように…
どうしてもお家の中でのイライラが募ってしまって、子どもに手を上げてしまいそうだ、もう手を上げてしまった… ということで苦しんでいる親御さん、あるいは、ご近所で大人の怒鳴り声や子どもの泣き声が止まらないので心配…といった方。そしてもちろん、お家の中でとても傷つく事を言われて怒られてばかり、時には叩かれたり物を投げられたりもして、お家で安心して過ごせないという子どもさん。
一度、フリーダイアル「189」に電話をして、今の状況について誰かにお話を聞いてもらうことも助けになるかもしれません。
ちょうど、モグラのモリスがそうしたように。