私は毎年春学期に新入生特殊講義で、大経大の歴史と初代学長黒正巌について講義をしています(
野風草だよりNo.456、
466、
479、
480)。今年も卒業生などにきてもらい、いろいろな夢を語ってもらいました。最初に、アメリカのメンフィス大学に1年間留学していた4年の女子学生に話してもらいました。留学を決意するまでの「あと一歩」の勇気が必要だということを具体的に語ってもらい、スライドで留学生活を紹介してもらいました。アメリカに居てとくに痛感したのは、世界中から集まる留学生たちはそれぞれ自国にプライドを持っていて、自分が日本の社会や歴史、文化について何にも知らないということだったそうです。グローバル化が進む中、皆さんにも勇気をもって海外へ出かけていってほしいと思います。
次には、私のゼミ卒業生で46歳になる会社員Kさんに来ていただきました。卒業してからずっと一つの会社に勤め続けながら感じたことなどを、率直に語ってもらいました。「会社が倒産寸前になった時もあきらめずに立ち向かっって行ったのには、感動した」、「転勤はチャンスであるとの考えには、驚いた」、「働くということの意味が初めてよくわかった」などの学生の感想が寄せられていました。3.11の東北大震災の時には仙台に勤めていて被災しましたが、その時に地域の人たちのつながりの強さ、温かさが身に染みたという生々しい話に、学生たちは感動していました。