前学長・野風草だより

No.902

No.902 2019年2月28日(木)

最後の外国訪問

 2010年11月の学長就任以来、外国大学や研究所を数多く訪問して、国際交流に努めてきました。相手先のトップを表敬訪問することで、留学生を派遣し迎え入れることが出来ました。夏のサマープログラムにも多くの国・地域から参加してくれるようになりました。

 ふりかえりますと、2011年の中国の上海対外貿易大学との交流協定調印を始まりとして(野風草だよりNo.101)、2013年のアメリカ・メンフィス大学(野風草だよりNo.409)、2014年のニュージランド・ワイカト大学(野風草だよりNo.444)、2015年の韓国・仁徳大学(野風草だよりNo.570)とスウェーデン・イェテボリ大学(野風草だよりNo.637)、2016年のカナダ・ヨーク大学(野風草だよりNo.689)、2017年のフランス・カンペールのエンバ・イスガ(野風草だよりNo.818)と中国・大連の東北財経大学(野風草だよりNo.819)、2018年の台湾の台中科技大学と実践大学(野風草だよりNo.862)、アメリカのU.C.デービスとバークレー(野風草だよりNo.865)と、毎年どこかへ出かけました。

 今回は、最後の訪問として、北京の首都経済貿易大学を訪ねました。1995年8月に学生を引率して北京中心街にあった大学は(野風草だよりNo.723)、郊外に移り広大なキャンパスになっていました。今後の交流などを相談し、友好を深めました。大学史の記念館でサインを求められたので、「道理貫天地」と書いてきました。
 翌日は中国社会科学院の経済研究所と近代史研究所を訪ね、研究交流について相談しました。経済研究所の女性研究員は、私が研究交流していた研究所の顧問の方のお弟子さんだったので、びっくりしました。どこでご縁がつながるかわかりませんね。

 26日の晩に上海に移動し、27日の午前中は復旦大学の歴史地理研究所を訪ねました。この研究所の国家的な一大プロジェクトの提携先として本学の日本経済史研究所がなっているのです(http://msroad.fudan.edu.cn/)。
(3月25日より復旦大学の研究者が来学し、研究所で調査を行っています。)
 午後は、上海社会科学院の歴史研究所と研究交流を行いました。あわただしい日程でしたが、実りある成果をあげる事ができました。

 あと、タイ・バンコクとベトナムを訪問する予定でしたが、台風や思わぬトラブルで2回も延期となり、実現できなかったことが心残りです。
 崎田洋一常務理事、国際交流課の皆さまなどのご協力により、成果をあげることができ、楽しい旅が出来たことを感謝いたします。