経済史研究 第12号(2009年2月発行)

経済史研究 第12号(2009年2月発行)

   表紙(和文・英文)

講演
20世紀朝鮮史の国際環境李 憲昶
論考
中国幣制改革と香港上海銀行蕭 文嫻
ドイツの石炭液化成功物語と海軍の技術選択の失敗 ―航空機用ガソリンを巡って―
三輪 宗弘
[特集 杉田定一関係文書が語る世界]
「坊っちゃん」国士誕生の背景について ―杉田仙十郎を主たる対象として―家近 良樹
自由党成立後の杉田定一飯塚 一幸
上海東洋学館と「興亜」意識の変化 ―杉田定一を中心に ―熟 美保子
19世紀後半の日本絹織物業における機械化過程と世界史的背景
 ―杉田定一の海外視察旅行に関連して―
岩本 真一
研究ノート
大正・昭和初期における地方資産家と企業経営 ―山口県を事例として―
三浦 壮
書評
藤野保著『近世国家解体過程の研究 ―幕藩制と明治維新 ―』前編・後編
家近 良樹
家近良樹編『もうひとつの明治維新 ―幕末史の再検討 ―』毛利 敏彦
バン澤歩著『ドイツ工業化における鉄道業』幸田 亮一
友部謙一著『前工業化期日本の農家経済 ―主体均衡と市場経済―』     
 近世日本農家の主体均衡について ―友部著の書評として―
大島 真理夫
 土地貸借市場としての地主小作関係 ―友部仮説の検討 ―
斎藤 修
研究所報告
経済史文献解題データベース・システムと国際版(続)河崎 信樹