経済史研究会開催のお知らせ

第104回経済史研究会

ワシントン体制と日本

第1報告
ワシントン体制評価の相対化
 酒井一臣 九州産業大学国際文化学部教授
 
第2報告
第⼀次世界⼤戦を契機に東アジアの国際秩序はどのように変化したか
 中谷直司 帝京大学文学部准教授
 
日時:2021年12月5日(日)13:00~17:00
形式:対面およびオンライン(Zoom)
 
参加ご希望の方は下記フォームよりお知らせください

報告者からのコメント

「ワシントン体制評価の相対化」
 旧外交的か新外交的かという点でワシントン体制の評価はわかれる。しかし、ワシントン体制の時期、日本は民主化が進む一方で不況にあえいでいた。また、アメリカなどでの日本人差別も解消されなかった。ワシントン体制は、日本の世論には必ずしも歓迎されなかったのではないか。
 この点を、帝国日本の拡大と人種主義の観点から考察する。それにより新旧外交論の評価軸を相対化し、あらためてワシントン体制の意味を提起したい。
(酒井一臣)

「第一次世界大戦を契機に東アジアの国際秩序はどのように変化したか」
 「ワシントン体制」という専門用語を使うか使わないかに関係なく、第一次世界大戦とその後のいくつかの国際交渉によって、東アジアの国際秩序の性格が大きく変化したと主張するにたる歴史的な証拠がある。そのことを、当該期の日米英関係に焦点を合わせて明らかにする。
(中谷直司)