第119回 経済史研究会開催のお知らせ

第119回 経済史研究会

報告
兒玉 州平 大阪経済大学経営学部准教授
テーマ
企業活動と戦時経済の構築―戦時下旭硝子株式会社の経営を事例に―
 
概要
日中戦争以降日本では戦時経済の構築が進んだ。従来この点について構築した側,官庁や官僚らの立場から検討されてきた。しかし,官庁や官僚らは個別産業にまで精通しているとまではいえず,たとえば戦時経済の前提となる情報は,その対象となる企業から収集していた。では情報の提出を求められたような場合,企業はどのように行動しただろうか。本報告では企業の視点にたって戦時経済の構築過程を検討し,さらに戦時経済下の企業経営の一端を明らかにする。
 
日時
2025年6月28日(土)14:00~17:00
形式
対面(会場:大阪経済大学 G館3階 共同研究室Ⅰ)・オンライン(Zoom)併用
申込み
参加ご希望の方は下記フォームよりお知らせください