黒正塾(公開講座)
第20回秋季学術講演会
歴史からみるインフレと経済
11月4日(土)
テーマ:『サラ金の歴史』を振り返る
講 師:小島 庸平(東京大学大学院経済学研究科准教授)
11月18日(土)
テーマ:インフレ政策への疑問
講 師:髙橋 亘(大阪経済大学経済学部教授)
会場:大阪経済大学
時間:14:00~16:00
開催形式:対面・オンライン(Zoomウェビナー)併用
※いずれも参加無料、事前申込制
定員:対面(会場)100名<抽選>
オンライン 無制限
※開催形式および定員は状況により変更する場合があります
◆講師からのコメント
「『サラ金の歴史』を振り返る」
小島 庸平(東京大学大学院経済学研究科准教授)>>
素人高利貸から生まれたサラ金は、高度経済成長期の大阪で本格的な成長を遂げました。とりわけ1970 年代の激しいインフレは、借金をしてでも値上がりする前にモノを買った方がよいという考えから資金需要が伸び、サラ金業界が飛躍するきっかけになりました。同時に、家計はインフレをしのぐために借金を重ねた結果、多重債務に陥るリスクを抱えることにもなります。本講演では、波乱に富んだサラ金100年の歴史を振り返ります。
「インフレ政策への疑問」
髙橋 亘(大阪経済大学経済学部教授)>>
40年ぶりにインフレが到来し、政府はインフレと賃上げの「好循環」を標榜、日銀も2%インフレ定着の政策を続けています。ところが政府は、一方で「物価高」対策を打ち出し、実際、庶民の生活も必需品の波状値上げに苦しんでいます。インフレはかつてはマクロ経済学の主要研究テーマでした。そこで今回は、現在の状況を念頭に、あらためてインインフレが賃上げ、経済成長に必要なのか、インフレ政策は果たして適当なのか問い直してみます。
◆講師の主な著作
小島庸平
・『サラ金の歴史─消費者金融と日本社会』中公新書、2021年
・『大恐慌期における日本農村社会の再編成─労働・金融・土地とセイフティネット』ナカニシヤ出版、2020年
髙橋 亘
・「インフレは賃金上昇に必要か」ニッセイ基礎研レポート、2022年9月
・「経済学徒としての半世紀」、『大経大論集』2022年7月
・「国際通貨としてのアジアデジタル共通通貨」、神戸大学経済経営研究所ディスカッション・ペーパー、2022年1月
申込み方法
【対面(会場)での参加をご希望の方】>>ハガキでお申込み
ハガキに下記の必要事項をご記入のうえ、郵送にてお申込みください。
・郵便番号 ・住所
・氏名(フリガナ)
・電話番号 ・生年(西暦)
・郵送での開催案内 要/不要
留意事項:
*おひとり様一通(1度のお申込みで2回全てをお申込みいただけます)
*抽選のうえ、当選者に受講票を発送します。
*抽選の結果は受講票ハガキの発送をもって発表とさせていただきます。落選通知は致しません。
10月20日までに受講票ハガキが届かない場合は会場参加は「落選」となります
*会場へのご入場には受講票ハガキが必要です。
宛先:〒533-8533 大阪経済大学日本経済史研究所「黒正塾」係
申込締切:10月6日(金)消印有効
【オンライン視聴をご希望の方】>>フォームでお申込み
以下のリンク先(フォーム)よりお申込みください
申込締切:10月27日(金)
*申込締切後に視聴方法などをお知らせするメールをお送りいたします。
*Zoomに関するお問い合わせにはご対応できないことをご了承ください。
★申込に際しての個人情報は本学が主催する講演会の運営のみに使用いたします
講演会の内容に変更または中止事由が生じた場合はホームページのほか黒正塾公式LINEアカウントでお知らせいたします
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