黒正塾(公開講座)重要文化財指定記念講演会
「飛脚問屋井野口屋記録」重要文化財指定記念講演会
日時:10月12日(土)14:00~16:00
会場:大阪経済大学 大隅キャンパス
開催形式:対面(定員200名)
参加無料、事前申込制
渡邊忠司 佛教大学名誉教授
「飛脚問屋井野口屋記録」の翻刻に携わって―史料としての意義と特色―
本史料は尾張徳川家の御用飛脚問屋井野口屋の日誌形態の営業記録で、記事は享保8年(1723)から天保14年(1843)に至る。
現時点では、大名御用飛脚及び町飛脚の営業実態を知ることのできる史料である。
盗難・災害・事故などの記録を点描して、井野口屋の由緒と尾張藩御用飛脚となる経緯、飛脚研究における意義などについて、翻刻作業から見える御用飛脚としての営業と特色、営業の展開と変化等を概観する。
小倉 宗 関西大学文学部教授
飛脚問屋井野口屋記録にみる江戸時代の社会
「飛脚問屋井野口屋記録』は、江戸時代の陸上通信・運輸業者である飛脚問屋が自ら作成した稀有の史料ですが、そこには、当時を生きる人々の姿や彼らによって作り上げられる社会の様子がいきいきと描き出されています。この講演では、『記録』にみえる飛脚問屋や井野口屋の事例から、江戸時代の社会のあり方とその特徴を探ります。
水野哲雄 文化庁文化財第一課歴史資料部門 文化財調査官
重要文化財「飛脚問屋井野口屋記録」について
重要文化財への指定調査を通じて明らかとなった文化財の特徴(装丁・料紙・筆跡・挟み込み文書や本文中の捺印等)とそれらから類推される本記録の編述過程等を紹介します。
▶申込方法 ハガキまたはフォーム
【ハガキ】
必要事項をご記入のうえお申込みください
<必要事項>郵便番号・住所、氏名(ふりがな)、電話番号、生年(西暦)
<送り先>〒533-8533 大阪経済大学日本経済史研究所「黒正塾」係
申込締切:2024年9月13日(金)消印有効
【フォーム】
申込締切:2024年9月13日(金)
※応募多数の場合は抽選となります。受講票(ハガキ)の発送をもって当選の発表とさせていただきます。
※会場へのご入場には受講票が必要です。
※受講票は9月24日(火)頃までにお送りします。
※申込に際しての個人情報は本学が主催する講演会の運営のみに使用いたします。
講演会の内容に変更または中止事由が生じた場合はホームページのほか黒正塾公式LINEアカウントでお知らせいたします
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