2024年1月、約5カ月の準備期間を経て、ゼミ生たちは一人約30分のプレゼンを実施。英語でのプレゼンを行った学生たちは、決して流暢に英語を話せたわけではないものの、堂々と発表していました。発表を終えた鈴木さんは、「台本をなるべく見ずに相手の反応をうかがう、ほどよいアニメーションの活用、発音・動作を意識して単調にならないようにするなど、英語でのプレゼンだからこそ、より聞き手のことを考えて発表できたと思います」と、自身のプレゼンを評価。三島教授やゼミ生からも高く評価されました。
鈴木さんは今回の取り組みを振り返り、同じようにチャレンジするゼミ生の存在が刺激になったと言います。「三島ゼミでは、与えられた機会を逃さずにやってみようという意識を持った学生が多いので、お互いに刺激し合えます。私自身、先生が与えてくださった機会に自分から飛び込み、最後まで前向きにやり切れたことで達成感が得られ、自信もつきました。今回の取り組みで成長が実感できたので、卒論も英語で書くことを考えています。さらなるチャレンジで成長する自分の姿を想像するとワクワクします」
また、今後につながる意識の変化もあったと、鈴木さんは話します。「海外に対してポジティブな気持ちを持つようになりました。今後は、明確な目標を立ててTOEIC受験に取り組むことや、就活においても海外で活躍できるチャンスがある企業を目指したいと考えています」
三島教授は、「今回はいつも以上に負荷をかけた取り組みでしたが、多くのゼミ生がチャレンジしてくれたことをうれしく思っています。プレゼンでは、各学生の頑張りが感じられました。この取り組み姿勢は、今後の就活、社会でも企業に評価されるでしょう。また、これをきっかけに、海外への興味を持ってくれることを期待しています」と、語りました。