中村ゼミが2020年9月12日(土)・10月10日(土)一般社団法人土木学会が主催する土木学会インフラデータチャレンジ(IDC2020)内のイベント「土木インフラデータチャレンジ2020・アイディアソン(※1)」に参加しました。これは行政などのインフラ管理者や交通機関利用者の課題解決に向けたアプリ・アイデア・データを募集するものです。今回はオンラインで開催され、本学の他に大阪工業大学、摂南大学らの学生が参加しました。参加者は5~6人のチームに分かれ、課題解決について議論し「梅田地下街の3Dアプリケーション」「交通事故抑制アプリ」といったプランを発表しました。中村健二教授は「普段ゼミナールメンバーとの議論が中心だった参加者は他大学の学生と議論することで様々な刺激を受けることができた。相手の意見を聞き、自分自身の考えを伝え、成果をプレゼンテーションするなどチームで発表するための一通りのことを経験できたので、これを生かしUDC(※2)へのチャレンジを期待している」と語りました。
※1:「アイディアソン」とは
アイデアとマラソンを掛け合わせた造語で、特定のテーマについて様々な分野のメンバーが集まり、グループディスカッション等を通じて新たなアイデアの創出やビジネスモデルの構築などを短期間で行うこと。
※2:UDCとは
アーバンデータチャレンジ。地方自治体等が保有するデータを用いた地域課題解決のコンテストのこと。
森 廉太朗さん(4年生)
チームとして何かを行う上で、どのように計画を立て、どんな点に気を付ければ良いのかといったことが学べました。
永松 基成さん(3年生)
背景が異なるメンバーとのグループワークを通し、自分にはなかった考え方や知識を得ることができました。柔軟にアイデアを出すには普段の生活から課題意識をもつことが大切であると感じました。
高寺 彩音さん(3年生)
他大学の方との意見交換を通じて知見を深めることができ、貴重な体験となりました。また、土木業界での課題、最新の技術や活用事例の話を聞くことができたので、今後の勉強にも生かしていきたいです。