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経営学研究科修了生、第42回『日税研究賞』(実務家の部)を受賞

2019年08月02日(金)

税法務プログラム修了生、座間 泰明さんが第42回『日税研究賞』を受賞

2019年7月25日(木)に帝国ホテル東京にて、座間 泰明(大学院 経営学研究科経営学科専攻2018年3月修了、指導教員:古賀敬作准教授)の論文が第42回『日税研究賞』(実務家の部)に入選し、表彰されました。

授賞対象となった論稿は、「受益権複層化信託と未実現の経済的利益に対する相続税・贈与税課税―配偶者居住権に対する相続税課税との比較の観点からの考察―」と題するものです。その内容は、信託の制度と平成30年7月に改正された民法により創設された配偶者居住権の制度の類似性に着目し、その比較を通じて、信託課税のあり方を探求したものです。論稿における問題意識の新鮮さと内容の興味深さが評価され、入選に至りました。

『日税研究賞』は、公益財団法人日本税務研究センターと日本税理士連合会との共催で、租税等に関する未公表論文及び既公表論文・著書を公募し、そのうち秀逸と認められたものを表彰することにより、租税等に関する学術的研究の奨励及び研究水準の向上を目的とするものです。応募論文等の審査は、大学教授をはじめ学識経験者等によって構成される選考委員会において行われます。授賞論文等については「入選論文集」として刊行し、広く一般に公表しています。

第42回『日税研究賞』受賞者一覧< http://www.jtri.or.jp/award/winner.php >
入選論文集< http://www.jtri.or.jp/publication/nyusen.php >