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クラブ・サークル活動が一歩ずつ再開へ(写真部夏部展レポート)

2020年07月02日(木)

写真部が夏部展開催

写真部は、6月24日(水)より29日(月)まで、大阪市都島にあるギャラリー「イロリムラ」で夏部展を開催しました。新型コロナウイルス感染症の拡大防止措置により、本学のクラブ・サークル活動は全面活動停止となっていましたが、大阪府を含めた緊急事態宣言が解除となり、少しずつ社会経済活動が再開されてきたことを受け、6月15日(月)より条件付きで再開しました。今回の展示は活動再開から実施までの時間が非常に短く、感染症対策を考えなければならないという前例のない状況だったため、開催の是非に関して、部員からさまざまな意見が出たそうです。そのような中で林原部長を中心に議論を重ね、大学やギャラリーと何度も相談をしながら開催にこぎつけました。

さまざまな制限の中、できることを模索

クラブ・サークルは、ガイドラインを順守することを条件に、大学に申告、許可を得ることで活動を再開できます。写真部は展示会開催にあたり、ギャラリー内の換気や消毒の徹底。閲覧用のパンフレットを会場内に設置せず、持ち帰ってもらう。来場者向けの記入式アンケートを取りやめ、QRコードを読み取ってもらい、会場を出た後にスマホから回答する方式に変更するなどの対策を講じました。部員は「時間的制約や感染症対策に大変苦労したが、その分成長を感じています」「今回の経験やノウハウを後輩にしっかり引き継いで、今後のクラブ活動に生かしたい」と話していました。

学生の声

部長 林原 力さん(経営学部3年生)
今回の展示会開催については、リスクにどう立ち向かうかとても悩む時間が多かったです。大学のスポーツ・文化振興課、ギャラリー「イロリムラ」様には、たくさんの相談に乗っていただき大変感謝しています。この状況下では、新しいチャレンジをするしかないので、その分成長できたこともあったと感じています。
副部長 春木 美海さん(経営学部3年生)
感染症対策という観点で、あらゆることを変えなければなりませんでした。担当する制作物も増え、スケジュール管理が大変でしたが、クラブにとって重要な展示会を開催できたことをとてもうれしく思います。
中林 永理さん(人間科学部3年生)
活動再開から展示会までの日数が短く、本当に大変でした。その中で写真のセレクションや会議は急遽オンラインで行うなど、対応力の点で成長できたと思います。今後も写真部がより充実した活動ができる部活になるようがんばります。